平凡な日常がある幸せ・・・

介護によるストレスのはけ口として始めたブログですが、介護が完結し、また、被災後に取り戻せた平凡な日常を綴ることに・・・

避難所生活3

2011-04-23 | 介護
避難所が福祉センターだったこともあってか、福祉事務所はそれなりに誠意をもって対応してくれていました。

しかし、縦割りと言いましょうか、役所の方は全く動きが鈍く、被災者側からは何も動きが見えませんでした。

確かに、3月いっぱいまで続いた断水のため、給水車が出ているし、壊れた瓦や塀などの災害廃棄物の受け入れは

始まってますが、避難所生活では、給水車は用が足りないし、ガソリンが無いし、乗用車や軽バンでは、瓦などが

運べるわけも無く、何の役にも立ちません。



窓も畳も無い部屋で、「窓と畳を自腹で入れれば半年間無料で住宅を貸しますよ」というのが役所の最大の

支援でした。

いくらなんでも失礼過ぎないでしょうか?

当然断りました。


その間、一応アパートなども捜しましたが、地震で損壊した物件も多く、以上に高い物件ばかりで困ってました。

市営住宅を問い合わせると、市では被災者優先の用意はありません、希望なら、通常の申込をして、審査に通り次第

順次入居、2年待ち位ですとの対応・・・


そうこうしているうちに、10日が過ぎました。

避難者の多数は、自宅もしくは親戚の家へと帰って行き、残ったのは独居老人数名とウチだけになりました。

この時点でも、役所では、被害の度合いを把握していないようです。

そして、25日には、この避難所は閉鎖するので、早く居住場所を確保してくださいとのこと。



それが、その日の夜になったら、明日で閉鎖し、その後福島からの避難者を受け入れるから、明日出て行ってくれとのお達し。

慌てて、親戚知人の家に連絡して、ようやく殆んど付き合いの無い親戚の家に受け入れてもらえることに。


早く、次の住居をみつけなくて





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