天国にいるシロ……・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…元気にしてますか?シロが亡くなって5年経ちますね………
今日は、シロときららママの壮絶な10年間をお話したいと思います。
- 仔犬が我が家にやって来た(●^o^●)
我が家に1匹のワンコがやってきました。名前はシロ、生後45日の男の子です。
私が小さい頃お爺ちゃんの家で秋田犬のメス犬(ケリー)を飼っていました。
当時は、母が仕事で電車通勤。
その母をケリーが日毎駅まで迎えに行ったそうです。
何年か経って私が産まれて、
よく母が買い物に出掛ける時にケリーが、玄関にいてちゃんと私を守ってくれていました。
月日か経ち、父に、「あの犬はどんな犬なの?」と聞くと、
「あれは、秋田犬だよ」と教えてくれました。
その瞬間、私の体にパッと電流が走りました。
それ以後、秋田犬が好きで好きでたまらななり、
秋田犬に惚れて惚れてずっとあこがれてきました。
29歳になった時、憧れの秋田犬(シロ)と出逢ったのです。
何せ、自分で飼うのが初めてだったので、
飼い方が全く解らず、とても苦労しました。
煮干をやったり、ドックフードと野菜を食べさせたりしましたが、
正しい餌の与え方がサッパリわかりませんでした。
そのせいだったのでしょうか、シロの体にだんだん異変が始まりました。
それからは、獣医師にかかりつけになり、
獣医さんとの相談ですぐシロを育てることになりました。
獣医さんもあまり秋田犬を扱った事がないのか、シロが実験台のような感じになりました。
私は、シロがだんだんと皮膚がおかしくなるのが不安になり、
本当にこのままでいいのか解らないまま獣医さんの言われるままにしていました。
すると、シロの目のまわりに赤いポツポツが出来て顎の下にも赤いポツポツが出来てきました。
獣医師が「ステロイドの入った薬を渡しますから、餌に混ぜて食べさせて下さい。
但し何年か経つとこの薬を続けてるかぎり、
皮膚が最後にはボロボロになって象の様な皮膚になります。
秋田犬は昔からこういう皮膚病が多いんです。」
と言われ私は仰天しました。
とてもこの獣医さんとは付き合えないと思い、獣医さんを変わりました。
新しい獣医さんに代わり新たな治療が始まりました。
やはり、ここでも秋田犬の扱いが解らないのかまたまたステロイドの投与が始まりました。
私は、獣医院に連れて行くのが嫌で嫌でたまらなくなってきました。
ある時、目に異常が出たので獣医院に連れて行きました。
その時シロが初めて獣医に「ウ~ッ」と怒ったのです。
私はシロが怒った意味がわかりませんでしたが、
獣医師が強い薬を打ったので、
シロの目がポコッと出て出目金のようになってしまいました。
おそらく、シロは危険を察知して怒ったのではないでしょうか。
その後シロはかわいそうにだんだんと目が見えなくなってしまいました。
獣医さんも悪いと思ったのか、一言
「ごめんね」
と言ったのを覚えています。