主に読んでいます

たぶん詠んでるいや読んでるむしろ淹れてる

夜も昼も其処此処へ

2023-12-04 21:14:00 | drive

11月の半ばから
あちらこちらと
出掛けることも多かったけど

今日は初めて行く小さなイタリアン
2、3組が限度でしょうか
無理に客を詰め込まず、
静々と調理に励むオニイサンが作る


ゴルゴンゾーラ!絶品!
ささみと菜花が絶妙に合うわ…
ナニ此処いつからあった?

からの…

再チャレンジ

いや、いい、いい雰囲気の、
いやかなり好きな雰囲気の、

だけど…


やっぱり珈琲は極薄だった

「アナタもたまにあのくらい薄い珈琲淹れてるからさあ!押し掛けてるから文句言わないけど」とは友の弁

いや、私は好き好んで家では敢えて薄く淹れてるんよ
外で飲む珈琲はしっかりきっちり贅沢にお願いしたいもんだわ!と言いつつも…

たぶん、
其処はそういう珈琲なんだろね…


そこの麓に小さなしかし立派な神社が…
気の遠くなるような階段がついていてとてもじゃないが参拝は出来なかった
ポチッとなんか見えるのは水滴です
あと日光でぼやっとしてます
例の霊とか例の光とかじゃないです

ついでに

須佐神社も行っとこー
奥のほうの小さな摂社は
事代主命[コトシロヌシノミコト]と
三穂津姫命[ミホツヒメノミコト]の
美保神社コンビが祀られていました

どういうことかなー
調べなきゃだねー

それから
古代出雲博物館にも足を伸ばして
今週末で終わりの「出雲と伊勢」を
かなりの数の古代から現代までのふたつのやしろを描いた絵画資料の数々に震えた
週末までにもう一度見たいなー



いい加減事務仕事が溜まりに溜まって
どうにも身動き取れなくなりそうです

明日は片付けよう(コレばっか)



冬の入り口紅葉納め

2023-11-24 00:45:00 | drive
友とドライブで

県内を西へ…


といっても

頭にツナ生えてるひとの銅像の街
ごめん、ナニコレ…
温泉津(ゆのつ)へぶらりと

まずは100年以上(たぶん)昔の建物の
街いちばんの人気カフェで腹拵え

大名御前とかなんとかゆう
蒸し野菜のメニューと悩んで決めた、

なんてことないカレーが絶品という…
乗っけてある野菜もまあ美味しいこと

それから

お寺とか
お寺とか

なんせ、あちこち結構
オシャレショップがあるものの
水曜はその殆ど99%が定休日だったので
お寺しか見るとこないわけですよ…
いや、いいんだけど…

15年くらい前に
ひとり電車でこの街に来て一日、
湯に浸かったり湯に浸かったり湯に…略
合間に、
同じカフェで蒸し野菜のランチしたり
湯上がりにビール飲んだり
まあ満喫して帰ったことあったナー

などと反芻したところで
三瓶まで戻って今度は
大銀杏で有名な浄善寺とやらへ

結局またお寺…
でも本当に見事な大銀杏…

まだ少し青いけど
今年は紅葉が少し難しいんだよナー
知らんおばさん付き

幹もほんとに大きいの
今年初めて赤い紅葉も狩った

お山に詳しい方々の話を総合すると
今年は夏の温度が高過ぎて
いつまでも暑かったのもあって
赤い紅葉の葉っぱは大概枯れちゃったって

日本もどんどん気候が変わっていく
でも何百年何千年何万年単位で
地球の環境は実のところ
じゃんじゃん変わっていくんだからね、
これもまた自然なのかもよ。

だから、一年一年、
その地球の顔をひとつひとつ眺めていたい
忘れるし過ぎ去っていくけど
その命のある限り。


惑う道こそ進みけれ

2023-11-16 14:44:00 | drive
昨日は

360℃山、山々…

なんだかー
冒険みたいな道を知らず選んでしまう
二人組は回り回ってソレ正解、ト思フ。

で、その冒険の先に…

ひっそりと佇むcafeが

メニューは
曜日によって
供されるものが違うようだけれど

この日は"スープの日"

手をかけた野菜の出汁と肉の旨みを
なんとも絶妙に合わされたスープ
素朴なカンパーニュもまた滋味深い
それだけ、のlunchがやけに贅沢に感じる
デザートは
水切りしたヨーグルトに生クリームと
お砂糖加えたフロマージュのようなの
爽やかな酸味の珈琲に合うんだこれが

加えて

景色のご馳走も

そのおあとも、

稗原ダム見に行ったり

東屋も目視、
今度また此処に来よう
珈琲と本持って来よう

緑の景色に埋もれて
山道ぶんぶん走り回る車に揺られて
「あゝ愉しい!」
と実感した、ってハナシ。

先週末から
周りのさりげない優しさに手当てされて
切り離されたような孤独感から一歩ずつ
昨日は
また社会とまた繋がった気がした水曜日。

🫘

🫘

🫘


神々お越しの雪おこし

2023-11-14 15:32:00 | drive
ここのところの豪雨や雷は
みぞれやあられも連れてきて
少し早いけれど
タイヤ交換をお願いしてきました

冬タイヤのホイールの方が断然好み…

交換中は
事務所で珈琲を出して頂いてのんびり
待ちながら読んだ新聞に

神迎えの記事が載っていたので

タイヤ屋さんのその先にある、

"朝山神社"  
まで、足を伸ばしました

昨日が旧暦の10月1日、
神迎えの日だったとか

他県からも何台か車が停まっていて
二人組が何組か見えていましたが

昨日の今日で
"御朱印申込用紙"とやらも無くなって
勿論社務所はいつも通り固く閉まっていて

他県の方は何か別のメモ紙にお金を挟んで申込箱入れていましたご苦労なこと
(今朝、せめて申込用紙補充くらい…)

本殿右手には
日本中の神々が宿泊するという、

"朝山十九社"という摂社

たぶん昨日から10日のあいだ開いていて
なんだか其処だけやけに生きてる感じ

主祭神は
"神朝山宇比多伎大明神"とも
"雲井瀧明神"とも表される

出雲風土記では
宇比多伎山は「大神の御屋なり」とある

出雲大社に祀られるまでオオクニヌシは、
出雲西部限定の地域の神に過ぎず、
以前は、
朝山神社が信仰の中心であったらしい
確かに
朝山神社の建築物としての壮大さと
その見晴らしの良さ、
つまり展望の大きさからすると、
ここが地域全体からよく見える大きな社だったのは想像に難くない

ということはですよ、
朝山の地域が古代において大きく発展した都市機能をもっていた可能性もあるのではないか?
当然他地域交通の要衝でもあったのでは

だからこそ、
八百万の神々がまず此処にやってくるという物語が生まれたのではないかと

まだまだ調べることもありそう

そんなことを考えながら下山
想像と文献が噛み合ったり合わなかったり
そういうのが愉しくて仕方ないんだよなあ

ねえ?


🫘

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心ならずも秋心地

2023-11-06 23:32:00 | drive

「月曜日って今日のことかな」


の父の声(メールだけど)に押され、一路
紅葉を始めた中国山脈をひたすらに
(山の紅葉なんていつ以来だろう)と思いつつ車走らせ両親のいる土地へ

言葉には出さぬけれど私を案じて温かに迎え、自慢のコーヒーマシン[アラジン]で贅沢に珈琲を淹れて出してくれ、
最近の旅行や父や母のそのまた両親のことなど話してくれてあっという間の3時間


「もう4時前だよ」と時間に気づいた父は、
「えっ!楽しくてあっという間…そろそろ帰らなくちゃ」と立ち上がる私を
「珈琲一杯のために片道3時間、有り難うね気を付けてお帰りなさいよ」と送り出してくれた


数年前に、偏屈な好みで選んだ小さな車はとても古い欧州車ながらも安定感あるスピードの出る車で、"のんびり走る"が信条の私もビュンビュン飛ばして次々車を抜きつつ進んでいく、帰りは暗く途中から雨だったにも関わらず、2時間と少しで200kmの復路を走り抜けた

あと少し、まだまだ少し、
苦しい破片を踏みながらパンクせずに走っていこう

いつかちゃんと、語れるまでは。