イタリアは、ワクチンを接種した日本人観光客らに対し、隔離なしに入国を認める方針を固めた。ドラギ首相が12日、国会の答弁で明らかにした。
ANSA通信によると、ドラギ首相は、日本や米国、カナダからの観光客はワクチンを接種した証明証があれば入国を認めると答弁した。具体的な受け入れ開始時期については明言しなかった。
イタリアは欧州連合(EU)域内国や英国、イスラエルからの来訪客については、ワクチンを接種したり、感染から回復したり、48時間以内の検査で陰性だったりしたことが証明できる場合、15日から隔離なしで入国を認める予定だ。
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[ローマ 4日 ロイター] ベルルスコーニ元首相(83)は、新型コロナウイルスの検結果が陽性となり、さらなる検査のためミラノの病院に入院した。
ベルルスコーニ氏は、イタリア北部のアルコレで自主隔離していたが、「念のため」入院した。特に懸念される容体ではないという。「もう熱も痛みもない。調子はすこぶるいい」と語っていた。
主治医によると、ベルルスコーニ氏はサルデーニャ島で休暇を過ごした後、検査を受けることを決断した。同島では8月に感染者が急増、現地でナイトクラブを経営する同氏の友人も前月の検査で陽性反応が出た。
ANSA通信は、同氏が両側肺炎と診断されたと伝えた。両側肺炎は、新型コロナ感染症の入院患者に多くみられ、呼吸がしにくい症状が出る。
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イタリアは何週間にもおよぶ長く痛ましい新型コロナウイルスとの闘いに、最前線で挑み続けてきました。イタリアは欧州で感染が拡大した最初の国であり、他国でその後、イタリアと同等もしくはそれ以上の犠牲者が出る前から、感染者数や死者数において悲惨な値に直面していました。イタリアの医療従事者の英雄的な努力と、イタリア当局によって迅速に講じられ、イタリア国民によって勇気と品格をもって遵守された都市封鎖の措置とともに、緊急事態に立ち向かってきました。
5月4日からは、陽性者数は回復者数の値を下回っています。一日あたりの新規感染者数が減少しており、当初4000名以上もの患者が集中治療を施されていたのに対し、その数も541名にまで減少しています(2020年5月25日イタリア保健省調べ)。
イタリアは新たな段階「第2フェーズ」へと移行し、生活に必要不可欠な業種以外も生産・産業活動が再開されました。5月4日には、イタリアの全工場の操業が再開されました。イタリアは、適切なセキュリティ要件とメイド・イン・イタリーの産業・技術能力の大規模な回復とのバランスを考慮しながら、決意をもってこの段階に備えています。政府は、経済・生産セクターを支援するため、一連の大規模な財政措置を講じることで自らの役割を果たしています。在日イタリア大使館は、「Italy Back to Japan」キャンペーンを実施することで、この政府の努力を支持いたします。本キャンペーンでは日本における「メイド・イン・イタリー」への愛は決して失われることがないという確信のもと、商務・文化・科学技術の分野でのプロモーション活動が予定されております。
2019年、日EU経済連携協定(EPA)の施行により、イタリア製品の日本への輸出は20%拡大し、イタリアは欧州国のなかで、より多く本協定を活用しました。この度の危機的状況のさなかでも、3月のイタリアの日本向けの輸出量は維持されました。他の国々が減少傾向を示すのに対し、むしろ1%の増加を記録しました。前半3か月の輸出量は4%拡大しており、日本における「イタリアブランド」の回復力を証明しました。
緊急事態のもと出現した世界はこれまでのものとは異なるかもしれません。しかし、欧州でドイツに次いで第二の製造システムを誇るイタリアの生産システムの強みである、特殊性、革新力、高い技術や適応能力は、新型コロナウイルスとの先例のない闘いでの勝利や新たなる経済活動のフル稼働を保証するために、欠かすことのできない資源となることでしょう。日本の皆様が、良いもの、美しいもの、有用なものを生産できるイタリアという国を、変わらぬ熱意と愛情をもって応援してくださり、この新しい挑戦においても我々を必ずや支持してくださることと確信しております。
6月イタリアは、その自然美や広大な文化遺産を愛する欧州諸国からの観光客に向けて国境を開放いたします。多くの日本の皆様も、安全に、イタリアに戻られる日がまもなく訪れることと信じています。
駐日イタリア大使 ジョルジョ・スタラーチェ
「安全」に
イタリア旅行が海外旅行が
できるかどうかはわからないけど
私も感染済みだったらいいな。。
来年かな〜再来年かな〜
マイル期限が問題だ
パドバ(イタリア) 6日 ロイター]
イタリア北部のベネト州で6日、新型コロナに対する抗体の有無を判別する抗体検査が医療従事者を対象に開始された。隣接するエミリア・ロマーニャ州でも先週、抗体検査が開始された。
ベネト州では手始めに2000─3000人の医療従事者に抗体検査を実施。その後、高齢者施設の従業員や利用者、国民との接触機会が多い職員に対して実施する。
ベネト州のザイア知事は、最終的には抗体がある個人が仕事に復帰するための「ライセンス」を発行することが目的とした。
イタリアで確認された感染者は6日時点で3599人増え13万2547人だが、増加数は3月17日以来の低水準。死者は636人増加の1万6523人だった。
イタリア頑張れ!日本も!
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