イタリアは、ワクチンを接種した日本人観光客らに対し、隔離なしに入国を認める方針を固めた。ドラギ首相が12日、国会の答弁で明らかにした。

 ANSA通信によると、ドラギ首相は、日本や米国、カナダからの観光客はワクチンを接種した証明証があれば入国を認めると答弁した。具体的な受け入れ開始時期については明言しなかった。

 イタリアは欧州連合(EU)域内国や英国、イスラエルからの来訪客については、ワクチンを接種したり、感染から回復したり、48時間以内の検査で陰性だったりしたことが証明できる場合、15日から隔離なしで入国を認める予定だ。