樹と花と partⅡ

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俎板橋

2022-06-13 | 日記

『みをつくし料理帖』シリーズ10巻(高田郁著)を読了。

はるかに江戸時代を偲びたくて、現在の地を尋ねてみました。

元号が文化から文政に変って行く時代の小説です。

そしたら俎板橋が現存していました。

小説では澪が料理人をする「つる家」は、

この俎板橋のたもとあたりにあるようなのです。

地下鉄九段下下車。

地上に出て武道館とは反対向きに行き、曲がってすぐ。

その曲がるのが分からず交番に立ち寄り、

「江戸時代の俎板橋分かりますか」と、

お巡りさん(男女二人のとても感じの良い方達)に尋ねたところ、

「ああ、難しい漢字で初め読めなかったのですよね」と、

男のかたにわざわざ道まで出て、教えてもらいました。

この橋は飯田川に架かっているのですが、今は上が高速道のため、

真っ黒い水の流れしか見えませんでした。

            

     九段下というところは市ヶ谷から靖国神社、田安門、神保町へと続き、

     60歳代に夫を乗せて車で会社に行き帰りしたところです。

     後に帰りは代官町のインターから高速を利用しましたが。

     いろいろと思い出が深い。

     主人公澪はここに昌平橋の自宅から徒歩で通っているので、

     私も歩いてみようと思ったのでしたが(意外と近い)、

     神保町まで行ってお腹がすいたので中華屋さんに入りました。

     すずらん通りの「・・菜館」は以前入ったお店でしたが、

     雰囲気がなんか変わり、経営者が違ったのかしら。

     お客さんも以前とは全く感じが違う。

     五目餡かけ焼きそばを注文しましたが(ふわふわした上海そばは同じ)。

     ボリューム満点、油分多すぎ(私には)。

     なにかが変わっていくのかしらと思いましたね。

     またの日、昌平橋を訪ねてみましょう。

     近くの神田明神も懐かしいところ。

             

 

 

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