想い出
少し前、雲を撮ったら、こんな狐のようなのが写っていました。
なんか怖いので、縮小しました。
俳優の石濱朗さんが亡くなられた。
3歳上の方で、「少年期」という映画でデビューなさった。
凄い評判で超満員の中、立って見たような気がする。
でもこれは「青い麦」の映画の時と記憶が混じっているかもしれない。
中3の時、友達3人とその中のひとりのお父さんに連れられて、
蔵王にスキーに行った。
スキー場につくと友人のお父さんは、上級者コースへと消えてしまい、
私達は下のゲレンデでうろちょろしていたが、
石濱朗がロケに来て、今其処の食堂で休んでいるという情報を聞き、
ワッと食堂の硝子戸越しに中を覗きにいった。
そしたら中から男性が出て来て(後で助監督と分かった)、
サインが欲しいなら一人だけ入っていいよ、君入ったらと言われて、
私が入って行き、石濱朗さんからサインを貰った。
その時立っている私を座っている石濱朗さんが下から見上げて、
にっこり笑ってくれた、その時の美少年の美しさを、
ほぼ70年は経っている今も忘れられない。
外に出て興奮さめやらずの時、助監督(とその時自己紹介)が、
東京のスタジオに来ない、カメラ写真を撮って見たらと言った。
3人とも行こうと思ったが、私は親が許さないだろうと、断念。
後にその時の映画は、
トニー・ザイラー主演「銀嶺の王者」(監督 番匠義彰)と知った。
勿論見に行きました。
㊦の写真は八ヶ岳倶楽部に行った時のスナップ。
柳生博さんもお亡くなりになられて、今日あたりが追悼法要式でしょうか。
私と友人が訪れたのは16年前頃になるでしょうか。
車の運転が楽しい頃で野辺山の友人の別荘に一泊し、
翌日、帰京する友人と共に訪れたのでした。
柳生博さんにも慎吾さんにもお会いして良い思い出です。
でも、みなさんお亡くなりになられ、
友人もホームで「お姫様」などと言われながら、先だってしまった。
㊦は、11年前程に作った合成写真。
写っているのは私で28歳(新婚3ケ月)。撮ったのは夫です。
手前が現実の私。次が過去の私。過去の方が肥大している。
過去を思い出す時は、反転して空から見下ろす感じ。
あの時は・・・こうだった、ああだった!
夫亡き後、始まったあの時は、この時は???
ぐちゃぐちゃ時期に突入の時の記念作 。