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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

『ナルニア国物 第2章:カスピアン王子の角笛』予告

2007-12-13 14:15:21 | 映画・舞台等関連情報や雑感
カラー版 ナルニア国物語 全7巻セット
C.S.ルイス,ポーリン・ベインズ,瀬田 貞二
岩波書店

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『魔法にかけられて』に続くディズニー製作ファンタジー映画と言えば、来年5月全世界同時公開となる『ナルニア国物 第2章:カスピアン王子の角笛』

原作はもちろんC.S.ルイスの同名児童文学。但し岩波版(瀬田貞二・訳)では『カスピアン王子のつのぶえ』という表記になります。
映画版で、タイトルロールの王子を演じるのはベン・バーンズ。当ブログでもレビューを上げた『スターダスト』の若パパことダンスタンに扮し、「あの子良かったよね~」と早くも話題になりましたが、『カスピアン』によって、ますます人気が高まりそうですね。公式サイトの予告編でも、日本向けに挨拶をしてくれています。

ナルニア国物 第2章:カスピアン王子の角笛 公式サイト

Yahoo! 映画では、予告編の他にインタビュー&メイキング映像も観られます。
また、岩波書店サイトにもこういうページができていました。

予告を観ると、原作を読んだ時に最も感動した、ピーターの「これぞわがリンドンの剣だ」がちゃんとあるようで嬉しいです。
原作ファンとしては、王子よりもリーピチープやトランプキンの方が気がかり。トランプキンらしきは一瞬見える気もしますが、リーピチープ……出ますよね?ディズニーだし(?)来年はねずみ年だし(関係ない?)

ところで、ナルニア国年代記、原作は全部で7巻ですが、映画は5作になるという噂もあったような……
引き続いてカスピアンが登場する『朝びらき丸東の海へ』は作られるとして、それ以降はどうなるんでしょうね。
外伝的な話であり、なおかつこのご時世いろいろまずいことがありそうな『馬と少年』はオミットされる可能性が高いかも知れません。個人的には、あの雰囲気は好きですけどね。
でも『銀のいす』は観たいです。あれもカスピアンから繋がる時代の話だし、それに何と言ってもナルニア一の漢前(と信じる)「泥足にがえもん」氏が登場するではありませんか!できればビル・ナイで見たかったりします
あと二つ、『魔術師のおい』と『最後のたたかい』では、最終作の方が寧ろ映画にならない可能性大だと思います。
先日も或る所で他の方とお話したんですが、今の時代、まして子供向き映画で「あれ」はちょっとね……スーザンの扱いについても、まず絶対納得はされないでしょうし。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、『ライオンと魔女』のアスラン復活がキリストの隠喩(と言うか、あの世界に於いてはキリストそのもの)であることも理解できない人が多かったくらいだから、非キリスト教圏ではきわめて受け入れにくい展開だと思いますよ。
むしろ、ナルニア創世の『魔術師』でしめた方がきれいに円環をなして終わってくれそうです。
それに、チャーンの廃墟とか馬車の上に仁王立ちしてロンドンを駆け回るジェイディスとか、映像で観たいなあ~と、子供の頃から思っていたので。

あまり先走ったことばかり書いても仕方ないですね。とにかく今は『カスピアン』公開をおとなしく待つことにします。待っている間がいちばん楽しいかも知れないという気もしますが。

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2 コメント

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残ってほしいなぁ (MARGARET)
2007-12-13 22:32:09
はじめまして。

>ところで、ナルニア国年代記、原作は全部で7巻ですが、映画は5作になるという噂もあったような……

てっきり『ライオンと魔女』、『カスピアン王子の角笛』、『さいごの戦い』の3部作だと思っていたのですが…どうなのでしょうね。とはいえ、『ナルニア国物語』は私個人としては傑作だと思うので、何らかの形ででも残っていって欲しいです。

またお越しください。
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最後の…… (レイチェル)
2007-12-20 01:49:59
MARGARET様、はじめまして。
コメントありがとうございます。お返事が遅くなって失礼致しました。
でも私、以前そちらに伺ったことはなかったと思いますが……

ナルニア国シリーズ、どうなるんでしょうね?カスピアンの出来と興行成績次第という気もします。本当は全部作れればいいのでしょうが……

自分はキリスト教系の学校に行っていたので、子供の頃には『ライオンと魔女』にも『さいごの戦い』にも大いに感動したものですが、あまりにも特定の宗教色が濃いものは、いまの時代どうかという気もしますし、特に日本では、あれをハッピーエンドとは思わない人の方が多いと思うし……難しいところですね。
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