今日のおでかけ〜映画『レ・ミゼラブル』リマスター版

今日も8じ前に起床。朝から寒かったです。朝ごはんは軽め。雲が多く肌寒い日ですが、洗濯はしました。
朝ドラ『おむすび』はリアルタイム視聴。いよいよ東日本大地震の被災者支援の問題に踏み込んできました。できることをできる形で、阪神淡路大震災を経験している人たちは、その視点からの支援を模索しながら。乳飲み子を抱えて現地へ赴くこともできず、もどかしい思いを抱える結ですが、その思いも過去の経験も、また栄養学校での炊き出し実習も、級友カスミンを通じて現地に届けられます。直接手を貸したり物を届けたりすることだけが支援ではなく、それらの経験が遠く離れた所にいる人たちを生かす力となる。人と人の繋がりにはそういう形もあるのですね。

昼少し前に家を出て、映画を観に行きました。陽射しがないので、厚着した上にダウンコートを着ても寒かったです。
行き先は新百合ヶ丘。初めは立川へ行くつもりでしたが、スケジュール的に帰りは夜になりそうで、それでは凍えてしまいそうだったので……

観に行ったのは『レ・ミゼラブル』。2012年公開のミュージカル映画で──などということは、今さら説明するまでもないですね。このたびのリバイバルは「デジタルリマスター／リミックス」での上映です。

映画『レ・ミゼラブル　デジタルリマスター／リミックス』公式サイト

昨年末から各地の劇場・シネコンで上映が続いていますが、新百合ヶ丘のイオンシネマは本日までで、時間的にも行き易かったので、是非とも今日のうちに観たかったのです。

と、その前に、お昼を食べることにしました。駅近辺もショッピングセンターには飲食店が多数ありますが、ラーメンなど重いものでは、映画鑑賞中にお腹が痛くなりそうだし、一人で入れて、かつゆっくりできそうなお店は──
というわけで、久しぶりに無印良品のカフェ・レストラン《Cafe&Meal MUJI》へ。トップ画像が今日いただいた「選べる4品デリセット」です。十穀米とお味噌汁に、デリはハンバーグの舞茸クリームソース、海老クリームコロッケ、ナムル、島豆腐とひじき煮の胡麻だれ和え。お腹がもたれない物を、と思いつつ、ホットミールはカロリー高そうな物になってしまいました。でも美味しかったです。お茶は黒豆茶。ご飯はちょっと多いかな、と思いましたが、おかずが多いので食べ切れました。

食後、まだ時間があったので、同じビル内の新店を偵察（？）したり、他のビルも見て回ったりして、書店で気になる文庫本を2冊買いました。こうしてまた本が増えていきます。

上演時間が近づいてきたので映画館へ。イオンシネマのネット予約は、今や紙チケット不要で、予約完了メールのリンクからQRコードを表示して入場する方式です。そのやり方を導入するシアターも増えているようですが、紙チケットがないのは、それはそれで寂しいですね。スマホもタブレットも持っていない人は映画ひとつ観ることもできないのでしょうか。
また、コンセッション（飲食売店）も今や端末を通じてのセルフオーダーシステムになったようで、かつての週末などは激混みだったホワイエが、平日とは言えガラガラでした。移動も困難なほどの混雑や長蛇の列にもストレスが溜まりますが、こうなってしまうと味気なく感じたりもします。

何はともあれ、QRコードで無事入場。長い予告や広告を観た後、本編が始まります。舞台だと、開演が近づき劇場内がまだざわざわしているところへ、冒頭のあの「ジャッジャーン！」で一気に空気が変わって引き込まれる、あの瞬間が大好きなのですが、映画の始まりは、あれはあれで好きです。
映画は舞台版を原作で補完したところや、バルジャンの独白→モントルイユの転換や、ジャベールの「Stars」から一気に「1832年パリ」のシーンへ移るところなど、映像ならではの見せ方は相変わらず見事です。
しかし今回「リマスター」版の恩恵は、正直あまり感じませんでした。それより、こんなに画面が暗かっただろうか、とか、こんなにカメラが動いていたんだ、とかいう方が気になって……もっと大きいスクリーンで観れば、また別の感じ方があったのかもしれません。一方「リミックス」された音声・音響面はかなり進化していたと思います。立川の「極音」ほどではないにしろ、雨の音の繊細さや、バリケード戦の轟音の迫力もなかなかでした。
歌唱については、ヒューバルジャンの「Bring Him Home」もラッセルジャベールの「Stars」も、記憶していたより良かったです（何様）。そして、改めて観ると（聴くと）サマンサエポニーヌがやはり飛び抜けて上手いですね。
それにしても、久しぶりに観たら歌唱関係なくマリウスのあまりのアホの子ぶりに笑ってしまいました。エディ・レッドメインでもどうにもできないほどアカン子でした
まあレミゼについては、このブログの『レ・ミゼラブル』カテゴリーでさんざん語ってきたので、あまり付け足すこともないのですが、この「司教様のいる場所」と題した記事でも言及した、コルム司教様がバルジャンをお迎えに来てくださったシーンでは、今回もまんまと泣きました。

帝劇レミぜが観られない悲しみは残りますが、とにかく『レ・ミゼラブル』を観られた満足感と共に劇場を後にしました。こうなるとやはり立川極音上映も観たくなります。あちらも一番大きいスクリーンでの上映は終わってしまった模様ですが、時間が合えば行きたいです。
その後はイオン店内を見て回り、その変わりように驚いたり、別のショッピングセンターで行われていた「パンフェア」で地方銘品として知られるパンを幾つか買ったりしてから電車に乗って帰りました。

帰宅後、着替えや荷物の整理、メールチェックなどをして一休み。晩ごはんは昨夜の鍋に素麺を入れて完食しました。『孤独のグルメ』再放送には間に合わないかと思っていましたが、無事観られました。
夜のTVはEテレ【クラシックTV】のショスタコーヴィッチ特集から、今日は【すてきにハンドメイド】も観て、【365日の献立日記】【ソーイング・ビー７】　と、久しぶりにEテレ三昧でした。これでハルさんもあれば完璧（？）です。

「雑記」的内容ですが、せっかくだからカテゴリーはこれで。