
今日は晴天。日中の気温も上がり、洗濯がはかどりました。
生協配達日につき在宅。ネット注文をサクッと済ませ、商品はいつも通り到着。
久しぶりにずっと在宅だったので、三度の食事も残り物や冷凍食品などで適当に。あとは『臨場』再放送を観たり『慶次郎縁側日記2』を観たりダラダラ過ごしました。
臨場は一つ目の「ユズリハの家」に涙滂沱……誰も悪くないのに、むしろ深い愛ゆえに起きてしまった悲劇。あの女優さん、藤真利子さんだったんですね。それまで目立たない感じでいたのに、クライマックスでのあの演技。胸打たれました。
慶次郎さんは蝮の吉次と元女房の捻じれた愛憎に、こちらの心も抉られるようでした。蝮の親分は人の「底」が見たいのではなく、本当に綺麗なものが見たくて、それがあることを信じたくて、自ら汚辱にまみれようとするんですね。「しでかしたヤツとされたヤツが同じ様で生きていくのが許せない」と語っていたように、去って行った女房をいつまでも忘れられないように、本来は一本気な人だったのでしょう。
このシリーズの一貫したテーマとは、「人が人を許す」とはどういうことか、また癒えることのない傷や痛みを人はどう受け入れて生きてくのか、であるように思います。、
つらい話の中、旦那と佐七さんのいつもながらの老夫婦みたいな仲良し口喧嘩が救いでした。
夜は夜で『相棒』本放送視聴。構成と言いテーマやモチーフと言い、昔の亀山くん時代を彷彿させるような「懐かしい」感じがして、こういう『相棒』が観たかった!と言いたくなる話でした。重要なモチーフであるチャップリンの『街の灯』に合わせたような、古典的なアイリスアウトでエンド、という演出も洒落ていました。
その後は今週も『ファーストペンギン!』。知佳さんと進ちゃんの「先生」こと祐介さんの秘密が明らかに……しかもそれは二重の秘密でした。そのどちらも片岡さんには青天の霹靂だったし、お互いに言ってはいけないことを口にして傷つけ合ったりしてしまったけれど、一話の内にちゃんと収束して安堵しました。片岡さんは瞬間湯沸かし器だけど、それが落ち着けばちゃんと話を聞いてくれる人ですし。そして先生もまた、この町のファーストペンギンになろうとしているんですね。
そんなわけで、朝の『舞いあがれ!』含めTVドラマ三昧の一日でしたが、どれも観て良かったと思える良い作品ばかりでした。