X-MEN シリーズのスピンオフ作品、ヒュー・ジャックマン製作・主演の新作『ウルヴァリン』最新情報。
海外ではちょっと前からネットを賑わせ、日本でも既に幾つかのサイトさんで取り上げられているニュースです。
元情報は Variety 。
まず、作品のタイトルは『X-Men Origins: Wolverine』と決まったようです。もっとも、これは変更の可能性もあると思います。
「ウルヴァリン」誕生の鍵を握る人物であり、『X-MEN2』ではブライアン・コックスが扮したウィリアム・ストライカーの若き日(当時は「大佐」でもなかったのかも)を演じる俳優として名前が上がっているのが、なんとリーエフ・シュライバー!
これが実現したら、『ニューヨークの恋人』のレオポルド公爵とスチュアートの顔合わせ再び、ということになりますね。
て言うか、お友だちだからこういうキャスティングになったのかも。シュライバーさん、今やナオミ・ワッツのパートナーだし、2005年度トニー賞で助演男優賞を受賞した時、授賞式の司会者ヒュー・ジャックマンとハグしていた姿も記憶に新しいところです。
なお、彼の名前「Liev Schreiber」は、日本では「リーヴ」と表記されることが多いですが、正しい発音は「リーエフ」です。上記トニー賞でも、はっきりそう呼ばれていたし、日本の雑誌でも『シアターガイド』はこの表記です。でもこれは、そう言われなかったら判りませんよね……
ウルヴァリンの過去及び「ウェポンXプロジェクト」を知るもう一人の人物として名前の上がっている「ヴィクター・クリード」とは、セイバートゥースのことです。但し、無印X-MENでこれを演じたタイラー・メインが再登場するか否かは明記されていません。
撮影地として、以前から言われていたオーストラリア(シドニーFOXスタジオ)、ニュージーランドの他に、ニューオーリンズが予定されていることから、この街に関わりの深いガンビットが、ついに登場か!?とも噂されているようです。
X-MEN三部作でも、毎回毎回「今度こそ出るか?」と言われつつ、結局登場することがなかったので、ちょっと期待しています。
でも、映画シリーズの流れからすると、この段階でローグを出す訳にも行かないし、映画はやはり映画独自の設定で進むことになるのでしょう。
撮影は今年終わり頃から開始。公開は2009年5月1日の予定。
初めこのニュースを見た時には、 2008年の5月と勘違いして、なんという粗製ムービーか!と叫びそうになりましたが、再来年だったら十分時間はありますね。ヒューはプロデューサーでもあるし、最後まできちんと関わることになるでしょう。
ウルヴァリンがハリウッド・デビューだった彼が、それから10年を経ずしてプロデューサーまで務めるようになったことや、三十代最後の年をこの役、この仕事で締めくくることは、ファンとしても感慨深いです。
我が家にあるシアターガイド(ちなみにミュージカル映画特集の2006年5月号)を見ると確かにそうなっていました。トニー賞受賞式の映像を再見してみます。(←全くリスニングできていないのがよくわかります;;。)
この雑誌はヒューのブロードウェイ第2弾か、という記事につられて購入したのでした。『パル・ジョーイ』再演の話題だったのですが、おかげさまでこちらの話題のことも思い出しました(^^)。
こちらこそ、いつもこっそりお邪魔しております。
そうなんですよ!>リーエフ
私が『シアターガイド』でその表記を見たのは、まさに2005年トニー賞の頃でした。
初めて見た時には、なんでこんなヘンな表記なんだろう?と驚きましたが、授賞式の映像を観たら、本当にその発音でアナウンスされていたので、二度びっくりです。
でも、あれこそ実際に聴いてみなくちゃ判らないと言うか、まさか字面が「Lieve」で「リーエフ」と読むなんて思いませんでした
それにしても、パル・ジョーイはどうなったんでしょうね?
ブロードウェイの様々な企画で、名前が上がっては消えるヒューですが、当分オーストラリアを出る気配もないし、舞台ならシドニーの劇場に出演する方が、可能性としては高そうです。