今日はまた暑くなりましたね。そんな中、お彼岸にはちょっと早いけれど、連休を利用して実家のお墓参りに行って来ました。
同じように考えた人が多いのか、甲州街道はいつにも増して混んでいました。旅行へ出る人もいるだろうし、その近辺では秋祭りの時期でもありましたしね。
昼過ぎに出かけたのですが、別途でお参りした母によると、午前中は霊園の中の人出も更に多かったようです。
何十年も通っていて何ですが、山本五十六、東郷平八郎、両海軍大将の廟が同じ通り(?)に面して並んでいることに、今更気がついて驚きました。
そう言えば、実家では新年にも初詣に行くより前に、まず家族揃って墓参に行っていましたっけ。あれは何だったんでしょうね。
もう一つ、実家の宗旨は真言宗なのですが、祖父は思想的に禅宗の人で、名高い禅寺の御老師とも親しく、その関係で、春秋のお彼岸には京都のお寺からお坊さんたちがお経を上げに来て下さっていました。東京の普通の町中を墨染めの衣が集団でザッザッと歩く姿は、なかなか異彩を放っていたそうです。
何度か記したことがありますが、夫の眠るお墓はあまりにも遠く、なかなか足を運べないのが残念です。
かつて自分を守ってくれた人たちは殆ど去ってしまいましたが、生きている以上は何とかやって行くしかないのでしょう。