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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

デイジーデイジー・105 アデレードにて

2006-03-04 11:42:22 | デイヴィッド・ウェナム

いよいよ本日よりナルニア上映!
しかし当ブログ的には、「デイジーデイジー・100」等でお伝えした通り、アデレード・フェスティバルにて「マーラーの交響曲とデイヴィッド・ウェナムによるフィンセント・ヴァン=ゴッホの手紙朗読」コラボレーションが行われる日、ということで。
まあナルニアを観られるのは、家族の都合もあるし、まだしばらく先のことになるでしょう。

という訳でこちらをどうぞ。昨日紹介したヒューインタビューと同じ、アデレード・アドバタイザーの記事ですね。

相変わらず街中をふらふらしていらっしゃるご様子のウェナム氏。
役作りの為に、とにかくあちこち歩く。歩きながら、スクリプトについて頭の中で考え、いいアイデアが「降りて」来るのを待つ、という話は、以前別のインタビューでも読んだことがあります。
「基本的には、歩いている間もずっと仕事をしているようなものだよ」

それにしても、今回の企画は「これまでの仕事の中でも最も難しいものの一つ」だと、オーケストラとマーラー(大地の歌)を歌う二人のオペラ歌手と共に行うリハーサルを前に、ウェナム氏は語っているとか。
「だって、何もないんだ。小道具も何も。僕ひとりが、フィンセントの手紙を使って、観客と対話するような…」

その言葉やこの記事の写真を見ると、朗読というより一人芝居みたいな感じになるんでしょうか?オーケストラや歌はコロスの役目?…などと想像しています。
実際の舞台の様子を写した画像等も、そのうち出ると思いますが。
それにしても、デイヴィッドのこのシャツは何でしょう?どうも見覚えがないんですが……って、彼は着回ししかしないと思ってないか自分?

そもそもこの企画を発案したRichard Wherrett氏についてや、マーラーとゴッホには共通点があるという話は「デイジーデイジー・104」と同じ。
でも、Werrett氏が、「フランドルの巨匠」とデイヴィッドが「似ている!」と思ったという話については、ご本人がこんなことを言ってます。
「新しくゴッホの映画が作られるとしたら、僕こそが完璧なキャスティングだっていう話は聞いたことがあるね」
……やっぱり、皆さん思うことは同じなんですね。

これが終わっても、スケジュールの許す限り、フェスティバルの他の催しも観て回りたいと言うウェナム氏。「最近のお仕事」として、この記事が上げているのは "Answered by Fire""300" 。「デイジーデイジー・103」でタイトルを出した作品には触れていません。
「キャリアをコントロールすることはできても、次に何が起きるかなんてことは判らないものだよ」
だそうですが、自分にとって意味ある仕事が「来る」時には判るものだと言っているヒューと、何だか対照的ですね。

ところで、最近DVDが出た彼の出演作品と言えば、"Three Dollars""The Proposition" ですが、これらの感想は週明けにでもアップする予定です。
特に後者は、好き嫌いの分かれそうな内容や作風でもあり、あくまでも私見ですが、デイヴィッドの出演作の中では一番の傑作だと思いました(彼自身の出番は多くないのですが)。

そう言えば、"The Proposition" とナルニアって、全く関係ないこともないんですよね。いえその、出演者が。

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