2011年3月11日、後に東日本大震災と呼ばれる大地震、そして原発事故が発生しました。
その日その時、私は娘と共に自宅にいました。幸い自宅や家族、また離れて暮らす親族にも大事はありませんでしたが、その後しばらくは、二転三転する情報や、テレビ、ネット等に次々上がる画像、映像に心乱される日が続きました。
今日もまた、各テレビ局で特集番組が放送されることでしょう。もう観たくない、思い出したくないという人も大勢いるでしょう。あの日起こったことから何らかの教訓を引き出そうとするには、まだまだ日が足りないと思います。
被災地復興のかけ声は聞こえても、見えてくるのは遅々として進まぬ現状だけです。
出来ることの少なさに歯噛みする思いですが、まずはこの goo ブログの「広げよう支援の輪」プロジェクトを貼っておきます。
広げよう支援の輪
そして、ここは映画系ブログなので、フジテレビがリドリー・スコット&トニー・スコット兄弟と共に発足させたプロジェクト『Japan in a Day ジャパン イン ア デイ』を紹介させて頂きます。
これは、今年2012年3月11日の映像を投稿してもらい、共有していこうという企画です。
とれたてフジテレビ
Japan in a Day オフィシャルサイト
You Tube - Japan in a Day 公式チャンネル
フジテレビは、本日2月28日より、「エイリアン」「ブレードランナー」「グラディエーター」などで世界的な評価を得る映画監督、リドリー・スコットとトニー・スコットの兄弟と共に、東日本大震災から一年を経た2012年3月11日の映像の記録を、人類の共通の財産として共有するプロジェクト『Japan in a Day ジャパン イン ア デイ』(以下、『Japan in a Day』)を立ち上げることを発表いたします。
日本が、そして世界が自然の脅威に震えたあの3月11日から一年-
あの日から一年、人々はどんな一日を過ごすのか-
それを記録に残すことが、あの日を“忘れない”ということ、あの日を心に刻むということ。
『Japan in a Day』とは、自分のカメラで自分の“3・11の日常”、“軌跡の一歩”を動画で撮影・投稿していただき、その中の独創的な映像とフジテレビの取材映像等を、フジテレビと英国の制作プロダクション“スコットフリー”が集約・編集し、一本の映画を作り上げていく“みんなでつくる映画、ソーシャルムービー”プロジェクトです。
完成した映画『Japan in a Day』は、今秋、日本を皮切りに世界でも劇場公開予定で、国際映画祭への出品も視野に入れています。
また、この映画の収益の一部は、被災地に寄付する予定です。(フジテレビのページより)
「支援」と言うと、何か上から与えるものという印象もありますが、力を貸せる人は力を、お金を出せる人はそれを、或いは音楽を、或いは映像を──それぞれが何かを持ち寄ること。結局はそれしかないと思います。
2012年3月11日、私は映画を観に行きます。