10/14付エントリー最後の方で、一般公開やプレミア上映にも先駆けて、主演ヒュー・ジャックマンを案内役に、Australians in Film 主催 "The Prestige" 特別上映が行なわれたということを書きました。
それで、この団体が何なのか気になって行ってみたのが、このサイトです。
Australians in Film
トップページにあるように、LAを拠点として、オーストラリアの映画文化や、それに携わる人たちをプロモート、オーストラリアとアメリカの映画・TV業界の、より緊密な関係を築いて行こうということで、Ausfilm やカンタス等、様々な豪企業や団体がスポンサーに名を連ねています。
Ambassadors として並んでいる名前は、ご覧の通り錚々たる顔ぶれです。設立が2001年ということですが、確かにその頃から、ハリウッドに於ける豪俳優の活躍が顕著になって来ていましたね。
で、Upcoming Event ページに、"The Prestige" 上映のおしらせが上がっていました。
それより驚いたのが、Previous Event のページ。
X3や『Vフォー・ヴェンデッタ』『ブロークバック・マウンテン』等、豪俳優主演の大作話題作から、『ステルス』みたいな「豪俳優が出てりゃ何でもいいんかい!』みたいなものまで、様々な作品がラインナップに上がっていますが、その一方で、本当に現代のオーストラリア映画を代表する作品も数々上映されています。
2005年度作品として "Little Fish"、2006年度に "The Proposition" が上がっているのが素晴らしい!
前者はローワン・ウッズ監督や、主演のケイト・ブランシェット等によるQ&Aが行なわれ、後者もガイ・ピアースとダニー・ヒューストン「兄弟」がゲストだった模様。ともに画像あり。
その他にも各作品のページで、こんな人たちが来ていたのか!こんな画像が!と嬉しい驚きがいっぱいでした。
デイヴィッド・ウェナム出演作品では、2001年に『ムーラン・ルージュ!』、"Better Than Sex"、"The Bank"、2002年に『クロコダイル・ハンター ザ・ムービー』、2004年に "Gettin Square" が上映されています。あ、『ヴァン・ヘルシング』もあった!(笑)
"The Bank" の時にはデイヴィッドはいなかったようですが、ロバート・コノリー監督とアンソニー・ラパーリアが来たんですね。
"Gettin' Sqare" にはご本人が来ています。Teplitzky 監督とのツーショットって、この時のものだったのか……。VHプレミアの後、この映画の限定上映があるって言ってたのも、これのことだったんですね。
ところでヒューは、リストに名前は出ていませんが、2003年デボラ・リー・ファーネス監督作品 "Standing Room Only"(アンソロジー『ロスト・ストーリー』中の「立ち見席のみ」)のUSプレミアにくっついて来てました(画像あり)。VH仕様の長髪に眼鏡というお姿です。
と言う訳で、この人たちのファンだけでなく、豪映画や豪俳優好きの方には、けっこうお宝サイトだと思います。いや、もう皆さん先刻ご承知だったかも。
豪映画と言えば、現在開催中のオーストラリア映画祭、どうも行けそうにありません……
なんで『リトル・フィッシュ』と『証拠』という、是非見たかった作品の上映が、どっちも水曜の夕方とか土曜日とか、微妙に行きにくい日程なんだよぉ~
『リトル・フィッシュ』は近々UK版DVDも出るそうだし、それで我慢するか……