ヒュー・ジャックマンが、映画評論家デイヴィッド・ストラットン、映画衣装デザイナー、リジー・ガーディナー(『プリシラ』等)と共に、オーストラリアで同性婚合法化(婚姻の平等化)を勧めるプロジェクトへの支持を表明しています。
豪メディアではあちこちに記事が上がっていますが、代表して Sydney Mornig Herald から。
Celebrities get behind same-sex marriage push
元々オーストラリア、特にシドニーはゲイフレンドリーな文化、土地柄で、同性カップルも異性の夫婦やカップルに準じる扱いがなされていたと記憶していますが、やはりきちんとした法制化を求める動きがあるようです。
上に名前を連ねている御三方は、それぞれ異性のパートナーと結婚していますが、そういう人たちが声を上げることに、大いに意義があると思います。
ヒューについて「えらいなあ」と思うのは、彼自身デビュー当時からゲイの噂が絶えず、奥様のデボラ・リー・ファーネスさんや二人のお子さんと幸せな家庭生活を築き上げている今でも、月に一回くらいは揶揄的な記事が出たりしているのに、怖れず自分の意志やスタンスを表明していること。
以前から、「アメリカに於ける、セクシュアリティがその人のすべてを規定するかのような雰囲気や論調には違和感を覚える」「(セクシュアリティを問われて)自分はストレートだけど、それを強調すると、まるでゲイであることが悪いことみたいに取られる可能性もあるので、いちいち答えたくはない」と語っていた人ですが、今回の件でますます尊敬の念を抱きました。