2月10日、英国アカデミー賞(BAFTA=British Academy Film and Television Arts)授賞式が行なわれました。
米脚本家組合のストライキは、とりあえずここでは関係ないので、レッドカーペットにはノミニー、またプレゼンターを務めるスターや名優が集い、華やかに開催された模様です。
主な受賞結果は以下の通り。
最優秀作品賞 『つぐない』
主演男優賞 ダニエル・デイ・ルイス 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
主演女優賞 マリオン・コティヤール 『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』
助演男優賞 ハビエル・バルデム『ノーカントリー』
助演女優賞 ティルダ・スウィントン 『フィクサー』
監督賞 ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン 『ノーカントリー』
BAFTA公式サイト
日本語記事はAFPでどうぞ。
英国だけあって(?)作品賞は『ノーカントリー』を抑えて『つぐない』が受賞。しかし、監督賞は『ノーカントリー』のコーエン兄弟の手に渡りました。
そして主演男優賞は、やっぱり強い!これで何個目だ?と言いたくなる『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイスが獲得しています。英国映画界的には、それこそ「王の帰還」と言うのが相応しい結果でしょうか。
同じ主演男優賞にノミネートされていた「帰還王」ヴィゴ・モーテンセン氏は、残念ながら受賞なりませんでしたが、レッドカーペットでダニエル先生と一緒にインタビューを受けたり、魔法使い(サー・イアン・マッケラン)やエルフの王子(オーランド・ブルーム)と旧交を温めたりしたようです(お二人はプレゼンターとしての出席)。あと、ゴラムことアンディ・サーキスも出席していました。
ヴィゴは、いつになく(?)シックなフロックコート風の黒コート姿が素敵でした。
画像は WireImage のこちらにまとめて出ています。
また Getty でも、どこにどれだけと言えないくらい大量にアップされていました。
ダニエルさんとサー・アンソニー・ホプキンスのツーショットも嬉しいけど、自分としては、このケヴィン・スペイシー&ジェフ・ゴールドブラムが、非常にツボに来ました(お二人で作品賞プレゼンターを務めていました)
ところで、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は、7日より開幕の第58回ベルリン国際映画祭にも出品されているんですが、そのフォトコールのダニエル先生、すっげーヘンな格好です!
話のタネに、WireImage のこのへんでご覧下さい。ううう……