マチコ様より頂いたヒュー・ジャックマン主演 "The Boy From Oz" シドニー公演レポート第五弾。
各シーン(ナンバー)ごとの多彩な衣装について解説して下さっています。
『オーストラリア版は、舞台が大きく、予算もたくさんあったのか(笑)、ヒューの衣装が本当に多彩でした。ストーリーの紹介の中でうまく織り込めなかったものもあるので、こちらで紹介しますね。
1.Not the boy next door
ご存知、人間ミラーボールです。曲が終わるとミラーボールを剥ぎ取って、赤シャツ&黒パンツにお着替え。
2.If you were wondering
3.When I get my name in lights
ちびピーターとおそろいの赤シャツ&黒パンツ。
4.Pretty keen teen
水色のジャケットに黒パンツ、白シャツ、黒ネクタイです。
曲が終わると、ジャケットを脱いで、前が青、後ろが黒いベストを着ます。
5.All I wanted was the dream
「Walzing Matilda」を歌う前に、黒ジャケットを羽織ります。
6.Only an older woman
曲の途中で、ジュディとともに燕尾服になりシルクハットをかぶります。
曲が終わると、燕尾服、ベスト、帽子をクリスに渡し、白シャツ&黒パンツ姿に。
7.Donユt wish too hard
白シャツ&黒パンツ姿でライザと踊ります。
いったん舞台から去った後、ジャケットを着てネクタイを締め、新郎姿で登場。
8.Sure thing baby
ここはピーターは登場しませんが、ライザが、コート→紫ドレス→赤レオタードと変わっていくところはすばらしかったです。
9.Quiet please thereユs a lady on stage
ライザのショーが終わると、紫色のシャツ&黒パンツで登場。
10.Iユd rather leave while Iユm in love
前曲と変わらず。
11.Taught by exparts
このときは前曲、前々曲と変わらず紫色シャツ&黒パンツだった気がするのですが・・・。曲と曲の間にさりげなく着替えていたりするので、ちょっと自信ないです。
12.Not the boy next door
ここでは舞台の上でお着替えです。豹柄シャツ&金色パンツ&豹柄の靴。
Act 2
13.Everything old is new again
白い燕尾服&白いシルクハットにステッキ。こんな難しい衣装でも様になってしまうんだからヒューってば本当にすごいですよね~。
14.Best that you can do
楽屋でみんなが集まってしゃべっている中でさりげなくお着替え。白に柄の入ったシャツ&白パンツ。
15.Love donユt need the reason
前曲と変わらず。
16.I honestly love you
前曲と変わらず。
17.I still call Australia home
いったん舞台から消えて、オーストラリア国旗柄のシャツ&白パンツにお着替え。
曲が終わった後、このシャツについて何か言っていたのですが、ほとんど聞き取れませんでした・・・。
18.When I get my name in light
レッグスダイヤモンドのシーン。ギャング風の白い縦縞の入った黒のスーツに派手な柄のネクタイ、白いサスペンダーに黒の帽子。ほんと、惚れ惚れするぐらい決まってて、かっこよかったです。
19.Donユt cry out loud
前曲が終わった後、舞台の前のほうで、うつむいたままジャケットを脱ぎ、ネクタイを取ります。白いシャツ&縦縞黒パンツ。
20.Tenterfield saddler
前曲と変わらず。
21.I go to Rio
画像が出たとおり、白(銀色?)にパイナップル模様のシャツ&銀色パンツ。ちびピーターも同じ柄の半そでシャツに白の短パンでおそろいです。二人並んだところはかわいらしかったです。
22.Once before I go
ブロードウェイ版と同じく、濃いブルーのシャツ&黒いパンツ。
黒い柄入りシャツ&白いパンツという衣装もあったのですが、どこのシーンだったか思い出せないです・・・。プログラムに写真もあるのですが。15~16の間に着替えたんだったのかな?と思うんですが。ちょっと思い出せません。
ブロードウェイ版と構成もだいぶ違うせいか、衣装もぜんぜん違いましたね。とにかく豪華でした。アロハシャツは1回もなかったように思います。
シャツをズボンの中に入れたスタイルが多かったので、おしりがよく見えるんですが、小さくて引き締まっててため息が出ちゃいました。』
レポートは以上です。
media call で見せてくれたシーンの衣装は、これまで紹介した各写真サイトで確認できますが、それ以外のシーンについても詳しく解説して頂いて、たいへん有り難いです。
また、一部の衣装については Addicted to Hugh Jackman のりんりんさんがパンフの写真をupして下さっていますので、ご参照下さい。
実は私がヒューによろめいた(?)理由の一つが、BW版の白燕尾服&シルクハット&ステッキ姿でした。
「きゃ~素敵!」と思ったからじゃなくて、今の時代、パロディではなく堂々とこのスタイルが出来て、しかも様になっている「男性」が現実に存在するということに驚いたためです(そういう意味では、レオポルド公爵にも驚かされました)。
なんか彼のファンには、「驚きのあまりうっかりファンになってしまった」例も多いような気がします(笑)。
>ぷよ様
本当に素晴らしいレポートでしたね。
私も「諸事情組」ですが、読ませて頂いて嬉しくなりましたし、あちこちで上がって来る画像を眺めながら、あれこれ想像したり、それだけで涙ぐんだりしてしております。
>マチコ様
12フォントで38ページ!それはやはり「愛」ですよ!
その「愛」を私はじめ皆様にも分けて下さって、本当にありがとうございました。
ところで、オーストラリアは夜が早く、お店などもあまり遅くまで開いていることはないそうですが、キングスクロス辺りは深夜まで賑わっているんですね。
あの界隈は、東京で言うと歌舞伎町かセンター街かという雰囲気の所だそうで、ジャンキーも多いと聞いています。
これから行かれるかたは、ちょっと気をつけた方がいいかもです。
>普通にふら~っと歩いて帰られていましたよ(笑)
そうなんですか~。
ちょっと夜の電車が怖かったので(ホテルがKingscrossだったんです)、公演が終わると
かなり早くに帰ってしまっていたのですが、もうちょっとゆっくりしてればよかったなと
今は思います。シドニー、週末は深夜でも「ここは渋谷か!?」ってぐらい
普通に人が歩いてましたもんね。
Kingscross(南半球一の繁華街といわれてるそうです)で騒いでいる学生たちをみて
「ヒューも大学生のころはここら辺で飲んでたのかなあ」と、
ひとり妄想にふけってしまいました(笑)。
rukkia様
初めまして…ですが、実はblogにだいぶ前からお邪魔しています。
レポート読んでいただき、ありがとうございました。
これから行かれるんですよね。楽しんできてくださいね!
>自分は麻痺して記憶が飛ぶんじゃないかと、ちょっと心配です。
私は記憶は(それほど)飛びませんでしたが、帰ってきてからも常に半分意識が
オーストラリアに飛んでいて、「もう一度見に行きたい!」病にかかってしまい
大変でした。
本気でシドニー追加公演のチケットまで探してしまいましたし。
仕事を休めない&リアルな旅行代金の計算のおかげで目が覚めましたが(笑)。
Q様
>私もBW版の画像も勿論ですが、2004年度トニー賞が決定的だったかも知れません(笑)。
いまだにつかれたようにときどきあのビデオを見てしまいます。
悔やまれるのはあの授賞式をビデオで、しかも3倍速で録ってしまったこと。
すり切れてしまうんではないかと心配で、最近2回に1回ぐらいは我慢してますが…。
そうですよね、あの年に『ヴァン・ヘルシング』だったんですよね~。
…ほんとに同一人物とは思えないですよね。
ぷよ様
>他にも私同様、諸事情で断念せざるを得なかった人も多いと思います。
>でもそんな「諸事情組」の気持ちを理解して下さっているのがとても嬉しいです。
本当にすばらしい舞台で、ヒューも、ありえないことに想像よりすばらしい人で、
心の底から感動して、「とにかく伝えたい!」と思い書き始めた
レポートだったのですが、ただの自慢になってやしないか、自己満足になってやしないか
とても心配でした。
Qさんがblogにアップしたいとおっしゃってくださったときは
うれしい反面、実は恐怖もありました。
あくまで私の目から見たレポートなので正しくないこともあると思いますし、
私の感想に不愉快になられた方がいらっしゃるとしてもそれは当然だとも思います。
批判も覚悟していたのですが、予想に反して、たくさんの温かいコメントをいただき、
すごくうれしかったです。
こちらこそ、ありがとうございました。
でも、本当にヒューだからこそ、38ページもの(ワードで12フォントです。自分でも驚きました(笑))レポートを書いてしまったんだと思います。
やっぱり愛の力ですかね?
本当にありがとうございます。
まるで実際にショーを見ているような錯覚に陥る程の詳細レポートでした。
他にも私同様、諸事情で断念せざるを得なかった人も多いと思います。
でもそんな「諸事情組」の気持ちを理解して下さっているのがとても嬉しいです。
こんなすごいレポート今まで見た事がありません。
プロの人だって書けません。
ファン(こんな言い方しかない・)だから、ヒューのことが好きだからこそ書けるレポートですね。
やっぱり「LOVE」でしょ!
rukkia様 どうぞティッシュ1箱お持ちになって
思い切り泣いてきてください。
私だったらヒューがステージに現れた瞬間からもう泣いていると思う。
もしかして最後まで泣きっぱなしかも。
・・・『バスタオルが必要だわ』
こんにちは。May様も観に行かれるんですね!楽しんでいらして下さい。
私は自分が行けなくてがっかりもしましたが、おかげで(と言うのも変ですが)マチコ様の素晴らしいレポートをお送り頂き、皆様とも喜びを分かち合うことが出来て、むしろ良かったのかも、などと思い始めております。
私こそ恵まれているなぁ…と感じますよ。
>マチコ様
改めて、本当にありがとうございます。
>どうなんでしょう、愛なんでしょうか(笑)。
それはやっぱり愛ですよ!愛がなければ、あそこまで詳しく、また深いレポートは出来ないと思います。
それにしても、比喩ではなくて本当に「目の眩む」登場シーン…すごいですね
彼は何度ファンを驚かせてくれるんでしょう?
私もBW版の画像も勿論ですが、2004年度トニー賞が決定的だったかも知れません(笑)。
丁度、映画『ヴァン・ヘルシング』公開の年でもあり、その落差にはびっくり仰天でした。
>にこ様
キーホルダーとかハンドタオルとか、ちょっとした小物にもくすぐられます。
日本版も秋に再演されるそうですが、グッズの輸入とかしてくれないかなぁ、なんて思ったりして(笑)。
X-MENもご覧になったんですね。私は試写会もハズレ続きで…
映画の内容自体は賛否あるみたいですが、ヒューはカッコいいそうなので、どきどきしながら公開を待つことにします。
>rukkia様
お帰りなさい~
でも、この後ブリスベンでヒューが待っているんですよね!
そちらのブログでのレポートも、今から楽しみにしております。
読みながら涙している私…、ティッシュとハンカチを大量にもっていくことにします(^^;
自分は麻痺して記憶が飛ぶんじゃないかと、ちょっと心配です。
映画誌も頑張って漁ってみます。
レポート最後まで楽しく拝読しました。ありがとうございます。
グレッグ役のMURRAYさんは公演終了後お会いしました。普通にふら~っと歩いて帰られていましたよ(笑)
Qさま
今回の公演では公式グッズが思いのほか充実していてびっくりでした。
プログラムはあるだろうと思っていましたが、キーホルダーやアクセサリーまで・・・まるで日本のアイドルのコンサート並みですね(笑)。
昨日はX-MENの試写に行ってきましたが、TheBoyFromOZとはガラッと変わってワイルドなヒューに惚れ直してしまいました
初めまして。
レポートを読んでいただきありがとうございました。
>ここまで覚えておられるとは・・・愛でしょうか。
どうなんでしょう、愛なんでしょうか(笑)。
パンフレットにかなりいろんな場面の写真が掲載されているので、
それを見ながら書いた部分も多いですし。
たぶん私の記憶力がいいわけではないと思います…。
これから行かれるんですね。楽しんできてくださいね。
ミラーボールショック(笑)はかなり強烈ですが、
私は1曲目が終わって、ヒューが『ピーター』として話し始めたあたりで、
「はっ、ヒューのコンサートじゃなくてミュージカルだった」と
我に返りました。
きらきらに目をやられないように(本当に顔が見えないんです!)
お気をつけてくださいね。
Q様
>なんか彼のファンには、「驚きのあまりうっかりファンになってしまった」例も
多いような気がします(笑)。
私がヒューファンになったきっかけが2004年トニー賞の「One Night Only」なんですが、
確かに、「な、何なんだこの人!?」という驚きのあまり、うっかり
ファンになってしまった気がします(笑)。もちろんいい意味の驚きで。
ものすごい笑顔で歌って踊っている姿を見て、完全にやられてしまいました。
ヒューにはこれからも「な、なんなの!?」といういい驚きを
いっぱい見せてほしいですよね。
そういう意味でも、ヒューの新境地が見れそうな「The Fountain」楽しみです。
オスカー君が怖がった丸坊主も(笑)。
ほぼROM専のMayと申します。
毎日ずっとありがたく愛読させていただいています。
ただ読ませていただくのが申し訳ないような
素晴らしいレポートで、
ただただ呆けていましたが、
最後のこの衣装のレポートにやられました。
ここまで覚えておられるとは・・・
愛でしょうか。
ミラーボールのショックに当たると
あとは全部消えてしまいそう(なのは私だけですか)。
長縄跳びに入るのは私も苦手で
(意味を取り違えていたらすみません)、
このたびQさまが公演に行けなくなったと伺い、
遠くでしおしおとしていましたが、
思いがけなくマチコさまのレポートを
こんな形で読ませていただくことができ、
お二人に感謝しています。
私はこのたびの公演に行く予定ですが、
行けるということは
周囲に恵まれているということなんだなとわかりました。
申し訳ない気持ちですが、
私がここまでヒューを好きになったのは
いろんな彼の姿を伝えてくださった
こちらのサイトのおかげだと思っています。
公演に行かれる方とも行かれない方とも
ご一緒させていただきたいと思います。
ちなみに、「驚きのあまりうっかりファンになってしまった」は名言ですね。
その通り!とうなずいてしまいました(^^)。