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のち
という訳で、観ました!『プレステージ』コレクターズ・エディションDVD。
まずジャケットは、上記アマゾン画像と少し違います。いえ、通常ケースの方は同じですが、3Dアウターケースでは中央部オリヴィアのいるあたりが少し異なり、かつ角度によっては彼女が「消失」するのです。
アウターケース裏は、中央にテスラ装置のはいった例の箱、周りにトランプを散りばめたデザイン。カードの絵柄は、劇場前売り特典だったトランプセットと同じものです。
ケース内部の色はゴールド。ディスク本体のデザインもアマゾンの見本とは異なり、かなり派手です。
海外版は全体に地味目だったし(特にUK版は「やる気なし」なデザインでした)、海外ファンからは、それこそ「コレクターズ」アイテムとして求められるかも知れません。
ライナーノートに使われているのは、初期の海外版ポスターのデザインでした。
原語では劇場でも、それこそUS版やUK版のDVDでも、既に何度も観ているので、今回は吹替え版で観て(聴いて)みました。主な声の出演は下記の通りです。
アンジャー:ヒュー・ジャックマン(山路和弘)
ボーデン:クリスチャン・ベイル(東地宏樹)
カッター:マイケル・ケイン(小島敏彦)
オリヴィア:スカーレット・ヨハンソン(水町レイコ)
テスラ:デイヴィッド・ボウイ(佐々木敏)
山路さん……ウルヴァリンやヴァン・ヘルシングはこの人だし、ほぼヒューのフィックス声優と言っていいのかも知れませんが、やはりアンジャーには合っていない気がしてなりません。ネタバレ→(但し、コールドロウ卿との演じ分けはさすがです。)
東地さんはTV版『バットマン ビギンズ』に引き続いてのクリスチャン担当。声質は本人とは異なるけれど、なかなかいい感じだと思いました。ネタバレ→(こちらの双子の演じ分けは、元に較べて判り易すぎるくらいでした。)
ダークでシリアスな話であることに変わりないものの、全体から漂う突き放したブラック・ユーモアめいた感覚が、原語で観た(聴いた)時より寧ろ色濃く感じられたのは収穫だったと思います。
原作『奇術師』及び『プレステージ』本編のレビューや感想は、当ブログの下記記事にリンクしておきます。
但し、すべて超ネタバレにつき、映画未見のかたはご覧にならない方がいいと思います。
『奇術師』="The Prestige"(原作感想)
『The Prestige』(プレステージ)DVD感想(US版DVD感想)
幕は上りぬ~『プレステージ』
『プレステージ』~ふたりの証拠
『プレステージ』~奈落の底
『プレステージ』~ヒュー on ステージ
そして『プレステージ』へ
『プレステージ』~奇術師たちの仮面
この作品について語りたいことはまだまだありますが、それはまた改めて。
待ちに待った「プレステージ」DVDが発売されたという事で、私も実家にてレンタルして吹替を堪能しました★
私も概ね、Qさんと同じような意見です!
ヒューの山路氏は、ワイルド系なキャラならかろうじてアリだけど、アンジャーでは違うような気がしますよね…。そして、伏字でのコメントも思わず頷いてしまいましたよ!(笑)
ベイル氏の東地は、確かに分かりやすすぎ…という感じがしますが、声だけで表現するという意味では、ある種職人芸な演技かな~と勝手に思っておりますv
その他の面々もなかなかに良かったし、バランスの良い配役だと思いました!
というか、機内上映で聞いた吹替に比べたら、天と地ほどの差でDVDが素晴らしいです★
それから、別スレになるのですが、前記事のミステリー作品鑑賞における楽しみ方については頷く所が多かったです!確かに、この作品の感想が書かれる際、ネタばれされたらオワリ…的なものが多かったように思うのですが、むしろ分かってからの方が楽しい作品でしたよね!心のモヤモヤを言葉にしてくれて、ありがとうございました!
まずは、明けましておめでとうございます。
コメントありがとうございました。
『プレステージ』吹替えについては、そちらのブログで機内上映版へのご感想を拝見して、不安に思っていましたが、山路さんと東地さんで(好き嫌いはともかく)一安心でした。
東地さんの「判り易すぎるくらいの演技」も、ボーデンの「違い」をちゃんと理解してのことですし。それを「声」のみで表現するとなるとああなる、というご意見には納得です。
元映画も、本当に二度三度と観た方が、そういう演技のディテールや細かい伏線などが、よく理解できますよね。
吹替版では、台詞の上での幾つかの伏線をちゃんと明確にしてくれていたのも良かったと思います。
本年もよろしくお願い致します。