おそらく日本でも大きく報道されていることと思われますが、クフ王のピラミッドの内部に謎の空間があることがNature誌電子版にて2日に報告されました。調査には日本の研究チームが参画しており、実際、該当論文の筆頭著者は名古屋大学の研究者になっています。論文の投稿が10月12日、採択が10月24日であり、投稿から3週間で掲載に至るという凄まじい早さでした。
Morishima K et al. Discovery of a big void in Khufu’s Pyramid by observation of cosmic-ray muons. Nature 2017 Nov 2. doi:10.1038/nature24647. [epub]
http://www.nature.com/articles/nature24647
ピラミッドの内部をどうやって透視したのかというと、「ミューオンを使った」とのこと。ミューオンは宇宙線が大気に衝突して出来ると言われても、正直、私もちんぷんかんぷんです。もう完全に専門外です。どのようにこの種の研究が進んでいるのかイメージ出来ませんが、結果だけ聞くと「ふ~ん、そんなのわかっちゃうのか~」という感じですね。
このニュースはサイエンスでも採り上げており、注目度の大きさがうかがえます。
http://www.sciencemag.org/news/2017/11/cosmic-rays-reveal-unknown-void-great-pyramid-giza
古代の巨大構築物であるピラミッドには21世紀の今もなお謎が多いですが、すこしでも解明が進むと面白いですね。
このニュースに対しては、世界中の読者の皆さんが「やはりエイリアンの仕業か」「悪戯でしょ?」などの感想をそれぞれ述べており、SNSなどで喧々諤々の議論が展開されています。「ピラミッドの中に大きな穴があったとして、なにが面白いの?」という冷たい意見をつぶやく人もいるようですが、私はこういうロマンのある研究も好きです。
Morishima K et al. Discovery of a big void in Khufu’s Pyramid by observation of cosmic-ray muons. Nature 2017 Nov 2. doi:10.1038/nature24647. [epub]
http://www.nature.com/articles/nature24647
ピラミッドの内部をどうやって透視したのかというと、「ミューオンを使った」とのこと。ミューオンは宇宙線が大気に衝突して出来ると言われても、正直、私もちんぷんかんぷんです。もう完全に専門外です。どのようにこの種の研究が進んでいるのかイメージ出来ませんが、結果だけ聞くと「ふ~ん、そんなのわかっちゃうのか~」という感じですね。
このニュースはサイエンスでも採り上げており、注目度の大きさがうかがえます。
http://www.sciencemag.org/news/2017/11/cosmic-rays-reveal-unknown-void-great-pyramid-giza
古代の巨大構築物であるピラミッドには21世紀の今もなお謎が多いですが、すこしでも解明が進むと面白いですね。
このニュースに対しては、世界中の読者の皆さんが「やはりエイリアンの仕業か」「悪戯でしょ?」などの感想をそれぞれ述べており、SNSなどで喧々諤々の議論が展開されています。「ピラミッドの中に大きな穴があったとして、なにが面白いの?」という冷たい意見をつぶやく人もいるようですが、私はこういうロマンのある研究も好きです。