今年もノーベル賞の季節がやってきました。
正直、私はしばらく日本人受賞者は出てこないだろうと思っていましたが、いきなり生理学・医学部門で本庶佑先生が受賞されたという一報が入りました。かなりビックリしました。
私の以前のブログ記事を御存知の方は、私ががん免疫チェックポイント阻害の分野で受賞者は「アリソン博士一択」と宣言していたことを覚えていらっしゃるかもしれません。あの時はすみませんでした、謹んでお詫び申しあげます。
京都大学医化学教室の悲願をついに本庶先生が成し遂げました。
きっと泉下で早石先生や沼先生もお喜びのことでしょう。
本庶先生のご研究履歴を考えると、明らかに先生のライフワークは「クラススイッチ組み換えの機序の解明」であり、おそらくPD-1の発見はその研究の「副産物」だったはずです。しかし、PD-1発見は後にオプジーボ開発に至り、多くのがん患者さん達を救うことになりました。社会的なインパクトの大きさという意味ではPD-1こそが最大の仕事と言えるのかもしれません。
化学、物理学でも、日本人研究者の吉報があるのでしょうか。
楽しみですね。
正直、私はしばらく日本人受賞者は出てこないだろうと思っていましたが、いきなり生理学・医学部門で本庶佑先生が受賞されたという一報が入りました。かなりビックリしました。
私の以前のブログ記事を御存知の方は、私ががん免疫チェックポイント阻害の分野で受賞者は「アリソン博士一択」と宣言していたことを覚えていらっしゃるかもしれません。あの時はすみませんでした、謹んでお詫び申しあげます。
京都大学医化学教室の悲願をついに本庶先生が成し遂げました。
きっと泉下で早石先生や沼先生もお喜びのことでしょう。
本庶先生のご研究履歴を考えると、明らかに先生のライフワークは「クラススイッチ組み換えの機序の解明」であり、おそらくPD-1の発見はその研究の「副産物」だったはずです。しかし、PD-1発見は後にオプジーボ開発に至り、多くのがん患者さん達を救うことになりました。社会的なインパクトの大きさという意味ではPD-1こそが最大の仕事と言えるのかもしれません。
化学、物理学でも、日本人研究者の吉報があるのでしょうか。
楽しみですね。