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平安時代都では、貴族が池や河川に船を浮かべ、優雅な「管絃の遊び」をしていました。
この遊びを嚴島神社に移し、神様をお慰めする神事として始められたのが平清盛。
「管弦祭」は瀬戸の海を舞台に宮島で雄大に繰り広げられるダイナミックな平安絵巻を思わせる優雅な祭りとなりました。
この祭りに参加出来る船が,私の住む阿賀の漕ぎ船と江波の伝馬船。
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御座船が暴風雨に遭遇、転覆寸前のところを阿賀と江波の船が助けたことから、この二つの村の船が参加を許され、御座船を曳航して祭りが行われるようになりました。
櫓が6つのが阿賀私の住んでる町の船。そして14の櫓がある伝馬船が江波の船。
管弦祭 に参加する2日前の今日、20時から阿賀では、とんてことんの漕船の御披露がなされ
21時過ぎ、大潮で満潮の中、厳島神社を目指して出発して行きました。
明後日、全国のニュースにでも放映されると思います。
その時の、御座船を曳航している船が映りましたら、わが阿賀の漕ぎ船ですので、
気に留めて見て頂けたら嬉しいです。
この漕ぎ船の出番はこの行事のみ、普段は大事に漁業組合の倉庫に保管されています。
そして主役は、阿賀に住む漁師の家族の皆様です。