多量のホットパーティクル(高放射能微粒子)が住民の肺の中に
チェルノブイリ原発事故で、ホットパーティクル(高放射能微粒子)が
住民の肺の中に多量に存在していた。(白ロシア共和国 放射能汚染地域)
同共和国ミンスク大学放射線化学研究室のエフゲニー・ペトリャエフ教授が明らかにした。
住民の遺体解剖で得た肺の標本とレントゲン写真から
「五年後位から肺がんが多発する可能性が大」 と警告。
データは国際原子力機関(IAEA)に提出予定。解剖は200体。
原発の北、放射能汚染指定地が多数点在するゴメリ州の住民がほとんど。
交通事故や一般的な病気で死んだ11~70歳まで。肺を摘出して調査、
7割の人の肺からホットパーティクルを検出。
放射能汚染の主役はセシウムだ。
ホットパーティクルはいくつかの不揮発性の放射性物質の混合物。
爆発時、2000度以上の高温で溶けて結晶化した核燃料ウランが主体で、
中に猛毒のプルトニウム、ルテニウムなどが混じっている。
肺の中にあった粒子の直径は0.01~4ミクロン、
細かなものは肺の深部、大きなものは気管支近くに分布。
一人の肺に存在する数は、数百~2万前後。
一粒子の放射能の強さはさまざまだ。
Csのように尿中からの排出は無い。
死ぬまで肺の中に留まり放射線を出し続ける。
一個を1億分の1キューリーとすれば
2万個で何年か後、ほぼ確実に癌をひきおこすという。
http://ameblo.jp/x-csv/entry-10963879692.html