週刊金曜日記事”瓦礫焼却地の横手市で子どもたちの尿からセシウム”と、今日の記事、”横手市大沼で魚の大量死”が放射能によるものであるとしか思えず!期せずして、離れた浜松市で、同じ4月1日に天竜川でアユ1万匹が死んだという。こちらも、相関関係があるのだろうか?行方を注視したい。
★4月4日(木)掲載
天竜川の水質「強いアルカリ性」 アユ大量死で調査 (2013/4/4 7:56)
国土交通省浜松河川国道事務所は3日、稚アユ1万1千匹が1、2日に大量死した浜松市浜北区の天竜川の八幡樋管付近で水質調査を行った結果、水素イオン濃度が、強いアルカリ性を示す値だったと発表した。
水が流れ込む支流の八幡川を含む4地点で採水した。天竜川の環境基準の6・5~8・5pHを1日は全地点、2日は3地点で超えていた。いずれも上流地点の値が高かった。水中の有機汚濁の度合いを示す化学的酸素要求量は、1日は上流3地点、2日は上流2地点で基準値を超えていた。
残留塩素や重金属の全シアン、六価クロムは検出されなかった。
http://www.at-s.com/news/detail/618038154.html
<アユ再び大量死 浜北・天竜川>
国土交通省浜松河川国道事務所は2日、大量の死んだ稚アユが1日に発見された浜松市浜北区の天竜川の同じ場所で、稚アユ約千匹が再び死んでいたと発表した。パトロールをしていた同事務所職員が2日午後2時前に、支流の八幡川の水が天竜川本流に流れ込む八幡樋管付近で発見した。
同事務所は、八幡川も含めた周辺の水質と死んだアユの検査を民間業者に委託し、詳しい原因を調べている。
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国土交通省浜松河川国道事務所は2日、浜松市浜北区の天竜川で1日に発見された死んだ稚アユの数は約1万匹だったと発表した。
同事務所は当初約3千匹と推計していたが、天竜川漁協がアユの回収後に行った計算で正確な数が判明したという。
http://www.at-s.com/news/detail/618037866.html
<秋田県、原因特定できず 横手市・大沼の魚大量死>
横手市大屋新町の大沼で1日に魚が多数死んでいるのが見つかった問題で、県は2日、県健康環境センターによる水質検査結果を発表した。採取した2カ所の水のうち、沼への流入地点付近で亜鉛が1リットル当たり0・13ミリグラムと国の環境基準(同0・03ミリグラム以下)を上回ったものの、飲用基準となる水道水質基準(同1・0ミリグラム以下)は下回った。県平鹿地域振興局は「大量死につながるレベルではない」としており、原因の特定には至らなかった。
流出する水については全ての項目で環境基準を満たしていた。魚の死骸は腐敗が進んでおり、死因は特定できなかった。
- この九月から東北被災地のがれき焼却が始まった秋田県横手市で、11月に尿検査した四人の子どもからセシウムが検出された。このため、がれき焼却に反対している地元住民の不安が高まっている。
横手市は、市内の「東部環境保全センター」などで岩手県野田村から搬入したがれき(今年度660トン。来年度は未定)を今後二年かけて焼却。だが、住民から(1)なぜ周囲に学校・保育園が接する同「センター」を選んだのか(2)岩手県ではがれきの県内処理が可能なのに、受け入れる必要性がない(3)放射性物質を外に出さない割合が不明だ――などの批判が出ていた。
だが、市側は「安全」として焼却を強行し、不安を感じた親が11月、山形市で尿検査を実施。その結果、微量ながら五歳の男子から0.095、四歳の男子から0.1各ベクレル/kgのセシウム137が検出された。市のがれき焼却灰の「放射性物質測定結果」では、10月の時点で同「センター」など2カ所で12~42ベクレル/kgのセシウム134・137が測定されている。
だが、五月の段階でも尿検査した8歳の双子の男女から0.1ベクレル/kgのセシウム137が検出。さらに焼却直前に検査した13歳の女子から0.1、4歳の女子から0.075各ベクレル/kgのセシウム137が検出された。このため、がれき焼却との因果関係は今のところ不明だ。双子の母親は「市ががれき焼却を始めると聞いて、焼却後の比較ができるよう事前検査した。
ところが焼却前と後で計6人の子どもたちからセシウムが検出され、何が原因かわからず、とても不安だ。行政は尿検査を実施し、住民の健康状態を調査して対処するべきだ」と語る。
これについて市の生活環境課は、「市内の医師と相談し、通常の健康診断で十分とのことだった。今後、尿検査など特別の検査は予定していない」と話している。
(週刊金曜日 成澤宗男・編集部、12月7日号)
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原因は判りきっています。内部被曝は主に呼吸と飲食によって起こるわけですから,瓦礫の焼却と食べて応援しようキャンペーンが原因なのは明白です。
鼻血などの体調の悪化とは違い,尿検査は言い訳ができないので,日本中で行なったら大変なことになると思います。
因みに,ハワイの子どもたちの尿からも放射性セシウムが検出されているそうです。これは呼吸が主な経路ですかね。
とある原発の溶融貫通(メルトスルー)さんより 全文転載(2012 12 21)http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6819775.html