矢倉岳は標高870mである。昨日の大磯丘陵よりも高いが、その山の姿を見るには高い場所にいかなければならない。案外、富士山も見られる場所が限られているのだ。その点、二宮の吾妻山は標高136m程度あり、周囲よりも小高いことから展望がきくのだ。富士山と矢倉岳を結んだ線上で、富士山が見られる場所も案外少ない。
その結んだ線は、大磯プリンスホテル界隈の海岸線で海上に抜けるものと思われる。国土地理院のつなぎ合わせたマップから読み取っているので誤差はあるだろうが、概ねそのような感じである。だが、大磯の海岸近辺はJR大磯駅も含めて富士山の眺望は得られない。丘陵が視界を遮ってしまうからだ。
結んだ線は東に延びていくが、茅ケ崎では「姥島(うばじま)」通称「烏帽子岩(えぼしいわ)」の更に沖合となってしまう。
えぼし岩|茅ヶ崎市 (city.chigasaki.kanagawa.jp)
サザンビーチの茅ケ崎漁港防波堤先端部が、最も海に張り出していることから、「結んだ線」に近づくことが出来る。だが、この時は立ち入り禁止になっていたので断念した(現在の状況は未調査)。
そこで、茅ケ崎漁港の東側に位置するヘッドランドから撮影したのが上画像である。富士山の眺望が良い。そして手前に鉄塔が立った山が「湘南平」である。
矢倉岳は富士山中心線よりも左に位置している。
今回のテーマとは関係ないが、海景色を眺めて癒しの時間となる。だが、この視界の何処か・・・奥の小さなシルエットとなった釣り船辺りが、富士山と矢倉岳の中心線上なのではないか、と思いもした。
烏帽子岩が見える。
ヘッドランド東端の先には江の島が見える。
とにかく、陸続きではここが限界ポイントとなる。
ヘッドランドでは釣り人が多い。
ここへは、JR東海道線「茅ケ崎」駅南口から歩くか、国道134号線脇にある「東海岸南自動車駐車場」を利用する。私はこの駐車場を利用した。
東海岸南自動車駐車場|茅ヶ崎市 (city.chigasaki.kanagawa.jp)
次回に続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます