とりあえず、矢倉岳から見下ろせた足柄平野に下りて、富士山と矢倉岳の関係を見てみた。
足柄平野とは神奈川県西部に位置する平野で、西丹沢や富士山麓を水源とする鮎沢川と河内川が合流した酒匂川が流れる平野だ。この酒匂川の流れによる沖積平野である。最下流部は小田原市で、その北側に南足柄市、大井町、開成町、松田町、山北町がある。
先ずは、富士山と矢倉岳の眺望がきく酒匂川堤防周辺を探ってみた。
正面のおむすび山が矢倉岳だ。この日はあいにく雲が多く、富士山が見えなかった。だが、矢倉岳の形を覚えるには分かりやすい画像だと思う。
走っている電車は小田急小田原線で、車両先端の左先に見える建物は、開成町牛島にある「富士フイルム先進研究所」である。神奈川県立城北工業高校近くの田圃の中の畦道で撮影した。
晴れた日に、酒匂川左岸の堤防に上ってみた。この堤防上の道を歩いていけば、何処かで富士山の真ん中に矢倉岳が位置する所がある。そこに立てば、私は富士山と矢倉岳の山頂を結んだ線上に立っていることになる。このように、二つの山の位置関係を見て行けば、自分がどの様な位置に立っているかが概ね見当がつく。
だいたい、線上に近い所と思われる。県道711号線の歩道から撮影した。画像右側の植栽は、当時NECの何らかの施設だったが、現在は「シャープNECディスプレイソリューションズ(株)湘南テクニカルセンター」となっているようだ。
「小田原卸商業団地」近くから見た状態。立ち位置は南側にズレている。
「上府中公園 小田原球場」近く、「球場北通り」からの富士山と矢倉岳。鳥居は「八幡神社」。
もう少し東側(下曽我側)に移動してみる。
注:以下2023/06/21に追加
画面上、富士山と矢倉岳の下に見える社屋が「シャープNECディスプレイソリューションズ(株)湘南テクニカルセンター」である。
丁度、梅の花の季節だった。小田原市下曽我地区は、小田原名産梅干し漬の産地で、この時期は「梅まつり」が催される。
小田原梅まつり・曽我別所梅まつり観光協会公式ホームページ (soganosato.com)
梅林の間の小道を散策しながら、富士山と矢倉岳を鑑賞する。線路はJR御殿場線。
県道72号線沿いにある「大日如来堂(画面右端の赤い屋根)」傍からの眺め。この大日如来堂は、詳しいことが分からないようだ。
石造大日如来坐像というのが道路脇にあるんだが・・・小田原市上曽我 県道72号 - Etsuro1のブログ (hatenablog.com)
県道72号線から見た図。
このような感じで富士山と矢倉岳の位置関係を探りながら移動していく。
次回に続く。
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