寒いわね。
ラーメンを食べるために峠を越えて、とうとう愛別にまでやってきました。愛別に来たなら特産の「きのこ」を食べねばなりません。
そこで訪ねたのは山の食房というお店です。以前は同じ建物でドライブイン39が営業していて、きのこラーメンを食べた記憶があったのですが(これが美味しかった)、知らぬ間に閉店してしまったようです。
平日の15時頃訪ねたので、先客はありませんでした。内装をリニューアルしたのか、木を基調としたおしゃれな山小屋風でおしゃれです。広くて快適な空間でした。
目的のきのこラーメンを発見、きのこを味わうならやっぱ「塩」っしょ。なんの根拠もないのですが、そう思ったのできのこ塩ラーメン(1,100円)を注文しました。
待つこと5分ほどで、とても感じの良い女性の方が運んできてくれました。
スープは鶏ガラベースなのでしょうか、「あっさり」というか「超あっさり」です。塩味も強くなくて、これはきっときのこの味を壊さないようにするためなのだな、と私は勝手に思いました。
麺は中細の低加水で白っぽいです。どこの麵かは知りませんが、ここはもう旭川が近いことを実感しました。
きのこはすべて舞茸で、見た目以上にゴロゴロ入って食べ応えがありました。香りはそれほど強くはないのですが、シャキシャキとした歯ごたえが旨いです。チャーシューは3枚肉で柔らかく、これも薄味で舞茸の風味を損ねない工夫なのでしょう。メンマも同様でした。驚いたことに薬味の長ネギの風味が一段と引き立って、ちょっと不思議なほどでした。
愛別の舞茸を贅沢に使ったラーメンを味わえたので、きのこ好きの私としては満足でした。口コミによると、かつ丼にまでどっさりと舞茸が使われているらしいので、今度はぜひかつ丼を食べてみたいと思います。
高規格道が開通したので、お店の前の国道を通る車の数はかなり減ったにもかからわず、人気のお店らしくお昼時は混雑するようです。
いや、まいったね……
住所 北海道上川郡愛別町愛山
電話 01658ー7ー2115
定休日 水曜日