チックンうさぎの手前の細道

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『おーまいがー』な、母の武勇伝 【1】

2012年01月11日 08時31分32秒 | 日記 ・ 考える人
母は私とは、今は一緒に住んでいない。

昔からの母の夢で、『長男と暮らす』が実現して早8年。

私の弟(長男)の所へ移り住む直前、
(いいや。思い起こせば私が物心付いた頃から)
『私(母)の本当の家は、ここではない。(弟の所が本当の場所)』
と豪語していて、引越しの時は、嬉々として旅立って行ったのに…
都合の宜しい事に、今又私と住みたがっている。

弟の嫁さん・嫁さんの実家・腑抜けてしまった弟・知らない土地、
が性に合わないらしい…。

私としたら『知るかーっ!?』である。大体、母は我侭だ。

嫁さんと、弟と実家と土地?…それって、全部じゃん!

この期に及んで
『だって、長男は家を取る者って教わってきたもの!
誰も年取ったら女の子と暮らす方が幸せだよナンテ、
誰も教えてくれなかった!』
とノタマウ…。おいおい…。

ソレが正論だと思っている所がコワイ。

それでも、あんたが選んだ人生だ。
ましてや捨てゼリフ残して嬉々として旅立ったあんたの姿を
私はしっかり覚えているよ。

正月もそうなのだが、ウチへ時々連れて来てやると凄く喜ぶ。

喜んだついでに、嫁の愚痴やら弟の愚痴やら繰り返し聞かされる…。
そして、私を褒め称える。

人の悪口は聞いていて気分が良い物ではない。
吐いている方は良いが、吐かれている方は堪ったもんじゃない。
当てつけに褒め称えられても嬉しかない…。

『ドウ考えても、あんたの方が間違ってるよ』
『時代錯誤もはなはだしい』と思いながらも、
返すとソレはそれで又ウルサイし可愛そうと思う気持ちもあって、
とりあえず聞いていてやるが、数日一緒に居ると非常に疲れる。

良くしゃべる…。

寝てるか、しゃべってるか…(寝ててもウルサイからずっと?)
TVを見ていても解説者並みにしゃべる
独り言も大きいので、自分の声で何も耳に入らなくなるらしい。

TVのクイズ番組等で、自論を1人でしゃべり続け
解答も聞こえず、『答えなんだって?!』
と聞いてくる事がよくある。
私だって、あんたの声で何にも聞こえなかったョ…。


そんな母は、数々の武勇伝がある。

とりあえず、新しい所から言うと、正月ウチに2~3日泊まらせた時の話…。

実は子うさぎが彼氏を正月に連れてきた。

なんでも、今年籍を入れる事にしたそうだ。

母(子うさぎにとって婆ちゃん、以下:婆ちゃん)が
こちらに来ているので、いい機会だから顔合わせに
一度連れてくるように言ってあり、皆で外でご飯を食べる事にした。

初めて彼氏と婆ちゃんが顔を合わせる瞬間…
婆ちゃんは、玄関でブーツと格闘していた。

玄関が狭かったので、ドアの外へ出て皆で婆ちゃんを
待っていたのだが、婆ちゃんが外へ出て来ない。

何をしているのかと思ったら、靴下を重ね履きし過ぎて
(4枚!ドコの雪国だ?!)
ブーツが入らなかったのだ…。
(そりゃそうだ…)

やっとこさ、靴を履いて出てきた婆ちゃんに
「こちらが、子うさぎの彼氏。こちらが婆ちゃん」
と紹介すると、婆ちゃん一言。
「いつも、孫がお世話になっています。【ミニうさぎ】の祖母です。」

…一同、し~ん。
で、婆ちゃんは…????

【ミニうさぎ】【子うさぎ】の妹
彼氏もミニうさぎの事は聞いていたので、
『誰それ?』とはならなかったが、苦笑い…。
子うさぎも苦笑い…。
私は呆れ…。

ようやく、場の白けた原因が自分にあると(指摘され)判った婆ちゃん。
「や、や、【ミニうさぎ】の婆ちゃんでもあり【子うさぎ】の婆ちゃんじゃん!」
と訳のわからない言い訳を持ち出した。

良いんだろうか、こんなんで…。この人の血が私にも半分流れている…。

婆ちゃんの武勇伝は他にもあるので暫く書いていく。


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