チックンうさぎの手前の細道

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『おーまいがー』な、母の武勇伝 【2】

2012年01月12日 08時45分48秒 | 日記 ・ 考える人
昨日、婆ちゃん(母)の血が私にも半分流れている…
で思い出したのだが、【血】関係でも武勇伝がある…。

それは、もう20年位前…

地区で【健康まつり】※なるものが催され、
※健康センター・保健所が主催する、健康にまつわる掲示を兼ねた催しの事。
婆ちゃんと、催しに参加した事があった。

献血車・血圧測定や歯磨き指導のコーナー、
健康に関する体験コーナー等があった。

その一角に、『血液型検査(無料)』のコーナー。

ソレを見た婆ちゃんが、
「婆ちゃん、A型だけど…ちゃんと検査した紙とか無いから、
1回やってもらおうかな~」と言った。
…実はそれが、事件の幕開けだった。

血液検査というものは至極簡単なもので、
採取した血液を溶液に混ぜた時の凝固反応で血液型が
判定できる仕組みになっている。
その場で、直ぐ判る。

担当の看護婦さんが、
婆ちゃんの耳たぶから取った血液で検査してくれた…。

「AB型ですね。」


…え@@っ~~っつ
うっそ~

コレには、等の婆ちゃんも驚いたが、私もビックリした。

婆ちゃんは『A型』に誇りを持っている。
B型は嫌い。軽蔑さえしている。
『Bさんは…』等と、会社の同僚の事を私に話す時も、
血液型で呼んで話したりする…。もちろん、好意的な話である筈も無い。

『A型』は几帳面・真面目・正義感が強い・理論的・勤勉
『B型』は偏屈・自己中心的・怠け者

…以上が、血液型における婆ちゃん理論。

「私(婆ちゃん)はA型だもんで、仕事が丁寧で手際が良い。
皆も婆ちゃんはA型が服着て歩いているみたいだね~て言う。
Bさんは、要領ばっか良くって、仕事も出来ないのに
外面ばかり気にしている」と、言いたい放題。

そんな、婆ちゃんに『B型』の血が混じっているなんて…
婆ちゃんの人生史上、最も在ってはならない事だ!
しかも、婆ちゃんは子供2人産んでいて、
輸血をするような大きな手術も経験している。

やはり、婆ちゃんは抗議した。
「わたしは、A型だよ!もう一回やって!」
…。 …。
「…AB型です…。」
結局、もう一回やって貰っても結果は一緒。
「もう一回…」
私は、婆ちゃんの腕を掴んでそこから立ち去った…。
「絶対おかしい。…血液型…変わっちゃったのかな…」
んな事あるか~~~ッ??!!
【お知らせ:この記事をご覧の皆さんで、血液型が変わる事象を御存知の方がもしいらっしゃったら、教えてください…念の為…】

…そう言われれば、婆ちゃんのA型は…変だ。
コダワリが強すぎると言うか、物事思い込むと
それ以外全く受け入れない(認めない)というか…
(はっ!そう言う私も、婆ちゃんの様に血液型判断してしまっている…)

未だに、当時の話をすると笑えるが、
本人は心の中で『私はA型』だと思っている…。

思っている事は勝手だが、有事の際はちゃんと『AB型』と言って欲しい…


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