トコとコバを綺麗にした。

欲しかった鞄をネットで買ったんですよ。

届いて嬉しくて開けて鞄を見てわーいって喜んでたんですよ。

そしたらね。

ショルダー部分の革が切りっぱなしでコバ（革の裁断面）がケバケバ。トコ（革の裏側）もケバケバ。

ケバケバザラザラ～。
鞄本体は綺麗に処理されてるんですよ。もしかするとこれはこういう自然な感じにするデザインとか…。でも革を自然のままにしてると使っていくうちにポロポロと繊維が剥がれるし、耐久性も見た目も悪くなる…。

なのでいつも革製品のトコ部分を手入れする時に使っているトコノールを使いました。

元々革のトコとコバの仕上げ剤。

Amazonで売ってます。

誠和(Seiwa)トコノール レザークラフト用 革の床面・コバの仕上剤 120g 無色 SWA31505 トコノールは革の繊維の奥まで入り込み、毛羽立ちを根本から長期に渡りおさえます。天然ワックスを配合... 誠和(Seiwa)

本格的に使うの初めてだけど、綺麗になりました。

トコの部分をガラス板で擦る、ってあるんだけど、そんなん持ってない。

こんな感じで押さえながら表面を擦るんだけど。

平らなもので擦ればいいんだよね？じゃあ革のお手入れ用品を入れてるガラス容器の底が真っ直ぐツルツルだから同じようなもんでしょ、って代用した。

20cm程塗って少し乾いてからガラス容器の底で押し付けながらつーっと。

そして乾いてから布で磨いて。

幅が短いから一緒にコバも塗って乾いて磨いて…。

できあがり。

処理前。

処理後。

なんということでしょう。

めっちゃ綺麗やん。

いやー、ほんと綺麗だわ。

私のような不器用で初めて使う人でも綺麗になるのすごい。

トコノール、Amazonでもすごい評価良いです。

ショルダー部分が綺麗になって満足しました。

ポリエステル染めのムラ（濃いシミ）を消すよう頑張ってみた。

ムラが気になる。

この前のフラッグカラーで染めたパンツ。

例えば

ここに濃いシミがあります。

それをアルコール綿でこすります。

こしこしこし…。

色が抜けました。

そこで出てきたフラッグカラー。

これパックで必要な分だけ出して保存できるから便利です。

それを水で薄める。

原液だと濃くて厚塗りになるので。

少しづつ塗るのでペットボトルのキャップを使いました。

筆は化粧用の筆セット中でまったく使わない筆。

それでサッサっと塗ります。

濡れてる時は濃く見えるけど乾くと馴染んでます。
馴染んでいるので場所が分からないので写真無し。

かなり濃く厚めのシミもアルコール綿で落として（なかなか落ちなかったけど頑張った）色を塗ってを繰り返してムラを取りました。

部屋干ししたら少し布地がパリッとしてる感じですが気にならないくらい。

2日ほど干して洗濯してみます。

さてどうなるか。

ポリエステルの色替えをやってみた。

ポリエステルって染め替えほぼ無理ですよね。

自分で染め替えしようとしてもAmazonとかでこの染料はポリエステルは染められません、沸騰したお湯の中でかき回しながら染める、とかちょっと無理（面倒＆火傷しそう＆縮みそう）やん…って。

じゃあプロに頼もうってポリエステル染めます！ってショップに写真撮って画像送っても「ほぼ無理です。縮んだり型くずれしてもいいなら○万円で」っておいなんぞそれ、と。

んじゃ自分でなんとかしてやんよ！

調べましたよもう。

ポリエステルを染めるのは無理だけど顔料で表面に色をつける事は可能、と。

あ、じゃあ染めQで染めよう！って思ったけどなんかスプレーで染めるって難しそう。

うーんうーん、とAmazonで調べてたらありました。

ターナー フラッグカラー。

ターナー色彩(Turner Color) アクリル絵具 フラッグカラー スパウトパック入り 黒 FL200018 200ml 容量:200ml ターナー色彩(Turner Colour)

ポリエステル、綿の布地に塗って乾くと洗っても色落ちしない、との事。

よしこれで黒にしよう！と5パック買いました。

これが悪かった。もうほんと1パックで試したらよかった。

染めたのはこれです。

hazamaの揺らめくパンツ。ライトベージュ。

気に入っててバンバン着てたんですが、ある時木のベンチに座ってぺちゃらくちゃら友達と喋ってたら薄黒いシミが色んな場所にゴリゴリについてしまって洗っても落ちない。除光液でこすっても落ちない。シミ落としが得意なクリーニング店に持って行っても「無理です」。

というわけで表題の通り染めてやんよ！という事に。

さて、20Lの染色用に使ってるプラケースにフラッグカラーを3袋ドバっと入れて濡らしたパンツを入れて全体が黒くなるまで揉みました。

染料ではなく顔料なので浸け置きしません。2分程で全体が黒くなったら軽くしぼって乾かしました。1〜2日で完全乾燥ですが、クソ暑い天気の良い時に染めたのですぐ乾きました。

おお真っ黒！と喜んで触ると…

ゴワゴワ。とっても凄いゴワゴワ。

あのふわっと柔らかい生地は何処に…。

いや、1度洗濯してみよう！念入り洗いだ！うん、柔らかくなった乾かそう。

ゴワゴワ。とても凄いゴワゴワ。

洗って濡れてると柔らかいんですよ…。

それから1週間、早朝夜遅く以外念入り洗いを何回も何回もしました。夜遅くから朝までは洗剤入れて浸け置き。うちのアパートは井戸水使ってるので水道代は無料です。やったね！

で、結果はゴワゴワがまったく気にならないようになりました。

ただふわっとした状態にするのは無理でした。

色は…黒なんだけど…いや、グレー？シルバー？

光の当たり方でシルバーに見えます。

ナイトモードとノーマルモードで撮ってみました。

染めムラが少しあるんですが、光が当たると色が変わるのでそこまで目立たないです。

薄黒いシミは分からなくなりました。

反省点は3袋使わずに1袋でびっしょり濡らしたパンツを入れてよく揉みこんで、顔料が足りなかったら少しづつ足して少量で全体に黒になったら洗濯機の脱水モードでよく脱水して、そして乾かすってやればよかったかな…。

それか下にビニール敷いてハケで普通に地道に塗る、とか。

本当にゴワつかせず真っ黒にしたい１番の正解は、染めQでバーッと染める、ですね。

でもシルバーぽくなってちょっとかっこいい、って実は思ってます。