レディース鍼灸さいとう中野です
最近、子供が「耳が聞こえない」とお悩みの方が急増しています。
ここ数年のコロナ禍でマスクによる酸欠で耳の栄養状態が悪くなっていたり、運動不足からくる機能低下、免疫力の低下も原因となっています。
「耳が聞こえない」と言っても、病気としてはいくつかあり、
- 中耳炎
- 突発性難聴
- ムンプス難聴
が多く挙げられ、中でも突発性難聴が比較的多く、その回復傾向が悪いことで親御さんからしてみたら心配してしまうことでしょう。
突発性難聴とは、
- ある日
- 突然
- 片耳が聞こえなくなる
病気で、病院では、第一選択としてステロイド治療をはじめます。
ステロイド治療は、飲み薬として処方されたり、点滴をおこなうこともありますが、患者さんのうち三分の一がなかなか回復しない傾向にあります。
そして、三ヶ月ほど経過した場合、医師からは症状固定とされ、もうこれ以上回復しないと宣告されることが多いです。
それでは、思い通りに回復しない時どうすればいいのでしょうか?
実は、小児耳鼻専門の鍼灸治療が回復するための可能性として挙げられます。
当院の場合、突発性難聴などの小児難聴専門の治療を多く相談されることがあり、その中でも突発性難聴は治療頻度が高いです。
子供の突発性難聴の相談としては、2週間ステロイド治療をおこなったけど思うように回復できずに、ステロイド治療だけ中止となっって困っているケース、三ヶ月経過しても聴力が横ばいでビタミン剤のみ、定期的な診察では聴力検査すらしてもらえなくなったというケースもあります。
実例:上の表は突発性難難聴の聴力検査表の変化です。
■4歳男の子
発症はR1年2月で、ABRもリファー、8月でも右耳が聞こえていないスケールアウトの状態でした。
そして12月に当院へ来院し、鍼灸治療開始。2週間後の聴力検査で少し聞こえる兆しが見えてきました。
3か月後には低音から中音くらいが会話して聞こえる範囲になりました。
子供の可能性は凄く、発症10ヶ月を経過してからの治療でも回復することがあります。
片方の耳が聞こえないというだけで、授業の理解度、友達とのコミュニケーションも大きく変わってきます。
成長途中の子供だからこそ、ストレスも溜まりやすくなってしまいます。
全員が全員回復するわけではありませんが、子供の将来を考えた時に親としてやってあげられることは何なのか?ご心配な時はお気軽にご相談ください。
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日本初の女性専門鍼灸院
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