こんばんは
レディース鍼灸さいとう中野です
2月に入り寒さが最も厳しくなる季節ですが
この時期は受験による試験・面接が集中する
季節でもあります
私たち鍼灸師の「はり・きゅう師 国家試験」も
毎年2月の最終日曜日に行われます
そんな緊張とストレスの多い時期に現れやすい
症状の一つに「過敏性腸症候群」があります
今回は過敏性腸症候群について
お話しさせていただきます
◇◇◇過敏性腸症候群とは◇◇◇
不規則な生活習慣や
心配・不安・緊張・プレッシャーなどの
精神的ストレスで自律神経のバランスが乱れ
排便のリズムが崩れたり
腸の知覚過敏が現れる状態 を言います
日本人の約10人に一人はこの症状に
当てはまると言われています
◇過敏性腸症候群が引き起こされる要因◇
不安や緊張などのストレスを感じると
脳から腸へ信号が送られ
腸でセロトニンの分泌が起こります
このセロトニンの分泌が乱れることによって
腸の運動異常や知覚過敏を引き起こし
下痢や腹痛などの原因となります
セロトニンは幸せホルモンと言われるように
幸福感を高める働きのある神経伝達物質で
腸内で作られるホルモンですが
過敏性腸症候群の方はこのセロトニンの
影響を受け易くなっているのでは
と考えられています
◇過敏性腸症候群は大きく4つの型に分類◇
①強い腹痛の後 トイレに行っても便が出にくく
ウサギの糞のようなコロコロとした
硬い便しか出ない便秘型 女性に多く見られます
②激しい腹痛の後 粘液性の下痢が続き
便意が強いのにスッキリしない下痢型
比較的若い男性によく見られます
③数日間下痢が続いた後に便秘もしくは
細く硬い便が出るなど便秘と下痢を繰り返す混合型
④上記3つの型に当てはまらない症状
(ガスがお腹に溜まるなど)の分類不能型があります
症状としてもっとも多くみられるのは混合型で
全体の約半数がこのタイプに分類されます
病院ではこの症状に合わせて適切な生活指導と
投薬の処方が行われます
また過敏性腸症候群と同じような症状がみられる
病気として
・炎症性腸疾患
・大腸がん
・甲状腺疾患 などがあります
こういった症状と区別を行うために
血液検査や腹部エコー検査などを行ないます
投薬や生活習慣の見直しを行なっても
なかなか症状の改善が見られないようでしたら
鍼灸治療によるアプローチ はいかがでしょうか?
鍼灸治療は自律神経に作用することによって
胃腸の調子を整え神経の興奮を鎮静化させ
セロトニンの過剰分泌を緩和 します
またお腹周りの症状だけではなく
ストレスの原因となる肩こり・頭痛
イライラ・抑うつ感の緩和効果があります
緊張やストレスがかかりやすいこの季節
症状でお困りの方は
是非ご連絡ください
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