日曜日に久しぶりに石浜に行ってきた。
潜ったことのない人に説明すると、上の写真の左側に車を止める。右側で機材をセットしてそのまま海に入るポイントである。また見ての通りシャワーやトイレの施設は何もないところである。
そんな海の中、何がいるのかというと、いまの時期だと「クチバシカジカ」の抱卵である。
中央の白い丸が卵で、その左に見えるオレンジ色のが「クチバシカジカ」である。写真に写っているのは上を向いているんだな。おそらくよくわからないだろうから、もう一枚、別の固体の写真を。
これは左を向いている体長約2~3cm程の若いクチバシカジカ。なんとなくこのサカナの形が理解できたかな?
あとは「フサギンポ」
たらこ唇が特徴的である。
次は「スナビクニン」
穴の中に隠れていて、なかなか写真が上手に撮れないサカナである。いや、腕も悪いんだけど・・・。
「ダンゴウオ」
おなかに吸盤を持っているので、岩にへばりついていることが可能である。写真を上下さかさまにアップしたわけではない。
石浜は現在磯焼け対策事業の対象ポイントとなっており、海草をもりもりと食べるウニを駆除しているのである。
ウニの駆除!もったいない・・・
と思わないで。磯焼けポイントのウニは食べるものが無いから、中身がやせちゃって市場に出せないのさ。
で、駆除した成果はこれ。
何もなかった岩に徐々にではあるが海草が着き始めているのである。
今後、この海草の成長を見るのもひとつの楽しみになりそうである。
ということで、久しぶりに行った石浜の報告は終了。おつかれ!