一寸の兎にも五分の魂~展覧会おぼえがき

美術展のおぼえがきと関連情報をすこしばかり。

本日のミュージアムグッズ27 横山大観展の「画伯旅すがた」トートバッグほかのグッズ@横浜美術館

2013-10-06 | 展覧会
横浜美術館にて本日より開催された「横山大観展 良き師、良き友」より、もうひとつ紹介したいグッズがこちら(先に紹介した山口晃トートバッグについてはコチラをご覧ください)。



その名も「画伯旅すがた」ランチトートバッグ(1200円)。

大正4年、横山大観と下村観山、今村紫紅、小杉未醒と、表具師・寺内銀次郎という総勢5名が、汽車に乗らず、人力車や馬車などを使って東海道を旅しながら、現地で写生して描き合作した「東海道五十三次」という9巻に及ぶ大絵巻があり、本展でも一部が展示されています(展覧会HPにて紹介されています)。



この旅は当時でも話題になったようで、東京朝日新聞に紹介された記事にはその旅すがたを描いたカットが掲載されました。

その「画伯旅すがた」カットをあしらったランチトートバッグ。

ほかの4人は見分けられませんが、大観はすぐわかりますね。

白、黒、紺、赤の4色あり、どれも素敵ですが、私はこの手のトートバッグにしてはめずらしい紺にしました。


マチが広いので、かなり大きなお弁当箱でも入りそうです。

ちなみに、この「東海道五十三次」のクリアファイルも売ってます(350円)。



もうひとつ、展覧会の花形としてチラシやポスター、展覧会図録の表紙を飾る「秋色」(個人像、大正6年、1917年)のクリアファイルも紹介します。


(「秋色」のクリアファイルと絵はがき2種。右下は小杉未醒の「飲馬」〈小杉放菴記念日光美術館、大正3年、1914年〉の絵はがき)

鹿といえば、東京国立近代美術館で開催中の竹内栖鳳が描く鹿を見たばかりですが、この鹿の描き方をとっても、両者の特質の違いが明らかなような気がします。

ちなみに、この「秋色」のトートバッグもとてもきれいだったのですが、さすがにバッグばかりそうたくさんも買えないので断念しました……。


(ミュージアムショップの様子。画面中央が「秋色」のトートバッグ)



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