霊的故郷ブログ

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食について(11) 草を踏むのとヒヨコを踏むのは同じか?

2011-04-10 22:05:31 | 食について
肉食動物はまだ自由意志が無く、本能のみで肉食をしている為、他の選択肢が無い為に、肉食に対する負のカルマは一切発生しません。

しかし、自由意志のある人間は、自分で食べ物を選択する事が出来ますので、特に先進国の人達のように、食べ物の中に肉以外の食べ物が選べる自由度が高ければ高い程、肉を選んで食べた時の負のカルマも、その自由度に正比例して高くなります。

しかし、世の中には例え食べ物が選べる自由度が高くても、肉食動物と同じように、肉を食べても動物に対する負のカルマが一切発生しない人達も存在します。

その人達とは、一体どのような人達なのでしょう?



それは一言で言えば、動物を殺して食べるという事に対し、全く罪の意識を感じていない人達、牛や豚や羊、鶏等に対し、特別な愛情を感じていない人達です。



動物を殺して食べるということに罪の意識を覚える段階まで魂が進化した人間であれば、いけないことと知りつつやることは何事であれ許されないことですから、やはりそれなりの報いは受けます。その段階まで進化しておらず、いけないとも何とも感じない人は、別に罰は受けません。知識にはかならず代償が伴います。責任という代償です。

「シルバーバーチは語る」 P230~231 より



それでは、「動物を殺して食べるということに罪の意識を覚える段階まで魂が進化した人間」とは、一体どのような人達なのでしょう?

世の中には、動物も植物も全く同じ生き物であり、何も変わらないのだから、動物だけ食べないのはエゴであるという見解の人もいらっしゃいますが(なお、この見解だと、「人肉」だけ食べない事も、立派にエゴになってしまうのですが、この見解を主張する人達は、皆その事に気付いているのでしょうか?)、あなたの霊的本能が動物と植物を同じだと思っているのかどうか、違いを感じているのかどうかを調べる簡単なテストがありますので、皆さん是非やってみてください。



●判断テスト ―草を踏むのとヒヨコを踏むのは同じか?―



以下の行動をイメージしてみて下さい。



・まず、あなたが草を踏んでいるところをイメージしてみて下さい。



その踏まれた草の感触をイメージして下さい。

草を踏むと、何枚かの草が折れてしまいました。

その、折れた草の匂いをよくイメージしてみて下さい。



・次に、あなたがヒヨコを踏んでいるところをイメージしてみて下さい。



ヒヨコはあなたに踏まれた事で内臓が破裂し、血しぶきが飛び散り、死んでしまいました。

その、足の裏の感触や血の匂いをよくイメージしてみて下さい。



それでは、あなたに質問です。



草を踏んだ時と、ヒヨコを踏んだ時のイメージは同じだったでしょうか、違ったでしょうか?



もしあなたが、草を踏んだ時とヒヨコを踏んだ時のイメージは全く同じで、違いは無く、何か違いがあるのか全く分からないというのであれば、あなたは心から「動物も植物も同じ」だと思っている為、あなたが肉を食べても負のカルマが発生する事はありませんので、これからも安心して肉を食べ続けて下さって大丈夫です。(ただし、これはあくまでも肉食に対する負のカルマが発生しないというだけの話ですので、必要以上の肉を食べる等、贅沢な食事を続けていれば、もちろん別の負のカルマが発生する可能性はあります。)



しかし、もしあなたが、草を踏んだ時よりもヒヨコを踏んだ時の方が「何かイヤなカンジがした」のであれば、その「何かイヤなカンジがした」度数が高まれば高まる程、肉を食べた時の負のカルマも正比例して多く発生する事になります。

自分の霊的本能、つまり「良心」は、他人は騙す事が出来ても、自分自身を騙す事は絶対に出来ません。

ですので、あなたが草を踏んだ時よりもヒヨコを踏んだ時の方が「何かイヤなカンジがした」以上、いくら他人に「動物も植物も同じ」だと主張しても、あなたの霊的本能は、植物より動物の方が苦しみを感じている事、残酷である事をしっかりと理解している訳ですから、あなたが肉を食べれば食べる程、負のカルマは発生し続け、摂理は機械的に作動し、やがてガンや心臓病、脳梗塞、糖尿病、鬱病等、いろいろな形であなたに苦しみを与え続ける事になるのです。(特に、既に霊的真理を学んだ人間が肉を食べ続ければ、知識がある分、その負のカルマは何も知らない人間が肉を食べた時の比ではありませんので、その点は十分覚悟をした上で、肉を食べ続けて下さい。)

病気は体と霊と魂のバランスが崩れて起こる訳ですから、あなたの魂である「霊的本能」が動物愛護に目覚めているのに、あなたの肉体の「動物本能」が肉食をすれば、当然そこにギャップが生まれ、心と体のバランスは崩れ、それにより病気や苦しみが発生するのです。



日本は今、空前のペットブームです。

という事は、最近日本人にガン患者が急増している原因として、実は人間の利己的な性格や発ガン性物質の増加、肉食の増加という理由以外の第4の理由、つまり日本人に動物に対して特別な愛情を感じる人が増えたという事実も、ガン患者の急増の要因なのかもしれないという事です。(これは、一般人より利他愛に目覚めているキリスト教のシスターに乳ガン患者が多いという理由でもあるのかもしれません。)

動物に特別な愛情を抱いていない人、犬や猫を見ても美味そうな肉の塊にしか見えていない人は、肉食をしても心と体は一致していますので、何の問題も出ない訳ですが、ペット(動物)を家族の一員だと思っている人が肉食を続ければ、当然その人は毎日「家族」を食べ続ける事になる訳ですから、心と体のギャップはどんどん激しくなり、やがてあなたの魂は「毎日家族の遺体を食べ続ける事」に堪えられなくなる為、病気にならない訳が無いのです。



以上で動物と植物は違うという事が理解出来たとしても、これだけでは実際に植物は動物と何が違うのか、植物の意識は一体どうなっているのかという疑問が残りますので、次回からはいよいよ、その植物の意識の問題について、お話しをしていきたいと思います。



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食について(10) 人間がガンになる本当のメカニズム

2011-03-04 20:12:47 | 食について
質問者 「一点非のうちどころのない人生を送っていた人がガンで亡くなりました。なぜでしょうか。」

シルバーバーチ 「その答えは簡単です。その人は一点非のうちどころのない人生を送ってはいなかったということです。もし一点非のうちどころのない生活をしていれば、ガンにはなりません。ガンになったということが、どこか摂理に反したことをしていたことの証明です。」

「シルバーバーチ最後の啓示」 P75 より



ガンになるメカニズムは、基本的にはT・コリン・キャンベル博士の研究結果である、発ガン性物質と動物性たんぱく質の摂取量(具体的には、動物性たんぱく質が総摂取カロリーの10%以上で、ガン細胞は急激に成長)で間違いは無いのですが、人間は動物と違って自由意志がある分、ガンになるメカニズムも少し複雑なものとなります。(なお、動物は自由意志が無い為に、ガンになるのは人間の責任ですが、人間は自由意志がある分、ガンになるのは自分達の責任となります。)

前回、人間がガンになるのは、発ガン性物質と動物性たんぱく質の他に、もう1つ、とても重要な問題があると言いましたが、その第3の問題とは、ズバリ、「人間の利己的な性格」です。



ガンは精神の持ち方と深く関わっている病気の一つです。個体としての不調和が原因です。病理学的には寄生虫病的な増殖をする種類に属しますが、原因をたどっていくと意地きたなさ、憎しみ、失意、虚栄心、その他、精神と肉体の調和を乱す何かがあり、その結果として悪性の細胞が手の施しようのない勢いで増殖していきます。

「シルバーバーチ最後の啓示」 P76 より



例えば、憎しみによる怒りの感情等の負の性格が上手くコントロール出来ないでいると、その負のエネルギーが自分自身の体を攻撃してしまい、免疫力が著しく低下してしまいます。

その状態の時に、体にガン細胞が出来てしまうと、普段なら免疫力で死滅させる事が出来ていたガン細胞が生き残ってしまうのです。(実は、人間の体には発ガン性物質等により、年中ガン細胞が出来ているのですが、通常は体の免疫システムがこの細胞を破壊する為にガン細胞は死滅するのですが、利己的な性格により免疫力が弱まってしまうと、体にガン細胞が残ってしまうという訳です。)

という事は、逆に言えば、利他的な性格の楽天家はガンにも他の病気にも罹りにくいという事でもあります。(ガン患者を「吉本」に連れて行って笑わせる事で免疫力を上げるという発想も、ここから来ています。)

私がサイト「霊的故郷」の「宇宙人とは?」のページで、ガンは「精神病」であると書いたのも、この事実があるからなのです。



宇宙人とは?
http://www.reitekifurusato.net/p/02/004.html



そして、この2つの条件が揃った時に動物性たんぱく質を総摂取カロリーの10%以上摂ると、ガンが一気に増殖してしまうという訳なのです。



なお、この3つの条件は、それぞれ以下の負のカルマと連動している事が分かると思います。

それは、



発ガン性物質 = 自然に対する負のカルマ

動物性たんぱく質 = 動物に対する負のカルマ

利己的な性格 = 人間に対する負のカルマ



この3つの負のカルマが揃った時、人間はガンになる。

それが、「人間がガンになる本当のメカニズム」なのです。



3つの負のカルマが揃った時ガンになるという事は、言い換えれば、この3つの負のカルマの内のどれか1つでも回避出来れば、人間はガンにはならないという事でもあります。

まず発ガン性物質ですが、ただでさえ大気や土壌が汚染されている状態なのに、更に毎年中国から黄砂と共に大量の化学物質が飛んでくる現代の日本では、発ガン性物質を完全に防ぐ事は、事実上不可能でしょう。

また、人間の性格もそう簡単に変えられるものではない以上、やはり動物愛護の観点から動物性たんぱく質の摂取を辞める事が、一番の防御法になるという事です。(完全に辞めるのが無理な場合でも、動物性たんぱく質の摂取量を総摂取カロリーの5%以下にすれば、ガンは防げます。) 



ただし、世の中には実は、肉を食べても(肉食動物と同じように)動物に対する負のカルマが一切発生しない人達も存在します。

その理由は一体何なのでしょう?



という訳で次回は、肉を食べても動物に対する負のカルマが一切発生しない人達についてと、その見分け方について、お話しをしたいと思います。



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食について(9) シルバーバーチの3つの言葉

2011-02-27 19:11:50 | 食について
今回は、シルバーバーチの3つの言葉を御紹介いたします。



1. 人間は動物を食するために地上に置かれているのではありません。身体的構造をみてもそれが分かります。全体としてみて、人間は肉食動物ではありません。

「シルバーバーチの新たなる啓示」 P21~22 より



2. 霊は必ずや物質をしのぎます。霊的叡智が行きわたれば、すべてが収まるべきところに収まります。すべての人類が自分自身の(肉体と霊と精神の)調和のみならず、同胞との調和の中で暮らすようになります。
そうなれば病気もなくなります。残念ながら今の地上には病気が多すぎます。さらに、霊的に全人類が一つであるという理解が広まれば、みっともない利己主義の産物も出なくなるでしょう。

「シルバーバーチ最後の啓示」 P64 より



3. ドン・デービス 「私たちが食するものの多くが汚染されていることも問題です。」

シルバーバーチ 「おっしゃる通りです。ですが、霊的に正常で精神も正常であれば、その程度のことは問題のうちに入りません。」

「シルバーバーチ最後の啓示」 P112 より



シルバーバーチの述べた、以上3つの言葉を要約すると、以下のようになります。



1. 肉食は良くない

2. 現代は不必要な病気が多すぎる

3. 人間は本来、少し位化学物質を摂っても、病気になるようには作られていない



この3つの言葉を聞いて、何かお気付きにならないでしょうか?



そうです。



これは、「食について(4) 肉を食べるとガンになります」の中で御紹介した、T・コリン・キャンベル博士の研究結果と、全く同じ事を述べているのです。

つまり、現代に病気が多すぎる一番の原因は、人類が肉食をするからであり、肉食さえしなければ、人間は本来は少し位化学物質を摂っても、病気になるようには作られていないという事です。



なお、人間がガンになるのは、発ガン性物質と動物性たんぱく質の他に、もう1つ、とても重要な問題があります。



という訳で次回は、人間がガンになる本当のメカニズムについて、お話しをしたいと思います。



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食について(8) 脇 長生氏の聴聞録

2011-02-19 13:26:29 | 食について
今回は、心霊研究家「浅野和三郎」氏が主宰する心霊科学研究会の「審神者」(さにわ)を務めていた人物、「脇 長生」(わき ちょうせい)氏が、「本当の大人」からの霊訓を述べた聴聞録を御紹介いたします。(※部分は私のコメントです。)



〔医学は病気の真因を知らない〕

295 医学は進歩したが、単に病気の存在を発見するだけで、少しも治してはくれない。それは病気の原因を知らないからだ。病気は単に肉体に現れた現象にすぎない。その現象には奥がある。奥、実相、霊。現代の医学は、人間は肉体だけだと思っているから、その原因が判らない、だから治せない。現代の科学はすべて現象の学である、と自ら言っている。

※病気は、あなたが何らかの利己的な行為をした事を知らせる「シグナル」なのだから、その根本原因の利己的な行為(例えば肉食による動物虐待等)を辞めない限り、本当の意味で完治する事は絶対に有り得ないのです。


〔菜食は守護霊と結ぶ補助的手段〕

329 病気を治したいために意念の統制をしよう菜食をしようでは、病気は一度は治っても、またいつか起こる。心の奥まで自然療法にもっていくことが肝心。
心には、うわべの心と奥の心がある。病気を治すためにこうしよう、と思うのは上べの心である。奥の心から、これこそ人間の自然の道だからと確信して、意念の統制をする、菜食をする。自然の道こそ正しい道であり、これこそ守護霊へ心が通じる道である。
病気は、心のもち方、食物、薬の弊害、身体の使いすぎから起こる。しかも、これら四つの誤った使用へ本人を向けるものは、その人に働く悪背後霊(悪霊)である。その霊を呼んだのは、本人の奥の心から発する波長である。従って、奥の心を正しく、自然の道へ、すなわち守護霊(善霊)と感応道交する方向へ向けておかねばならぬ。この場合、菜食を守って、体質をアルカリ性体質にしておくことは、守護霊が感応し易い体質にしておくという意味で、補助的手段と理解すべきである。

※つまり、病気を治したいという思いで菜食をしても、その動機が自分の病気さえ治れば、別に動物の命の事など知った事では無いというのであれば、病気は一度は治っても、また再発するか、あるいはいつか必ず別の形の苦しみとして現れるという事です。(そうでなければ、負のカルマの解消が行えないからです。)


〔肉食はいけない〕

331 動物を食用に供することはよろしくない。動物は人間のためにあるのでなく、それぞれ使命をもって、此の世に生まれている。

※動物達には動物達にしか出来ない使命があるからこそ、生まれて来るのであって、人間に虐待される為に生まれて来るのではありません。


〔肉食は体質を弱める〕

332 霊魂研究に基づくと、我々は周囲にあるもので、十分に生きていけるように結論できる。既往の栄養学によると、動物性タンパクは必須の栄養と考えられるが、最新の医学研究の一つの血液病理学は、霊魂研究の結論に近づいている。すなわち、血液をアルカリ性に保つことによって、身体を強くし、バイ菌を殺す強い体質が得られるとしている。アルカリの血液を得るにはアルカリ性の野菜や海藻。逆に動物食は酸性血液となり体質を弱める。

※私達の体のたんぱく質は、たんぱく質を食べる事によって体内で作られるのではなく、食べ物の中に含まれるアミノ酸によって作られるので、食べた動物性たんぱく質が体の中のたんぱく質になるという考え方(たんぱく質神話)は、明らかに間違っています。(私達の体のたんぱく質を作る必須アミノ酸は、全て植物から摂取する事が出来ます。)


〔菜食をしても、心が悪ければ何にもならぬ〕

333 霊魂研究は更に一歩を進める。アルカリ体質を維持するには、食品の外に、心の問題がもっと大切である。感情のない統制された心を保持すること。これが欠かせぬ条件である。最近福岡大学の医学部で心が病気の原因の大部分と発表しているのは、この事実を裏書きするものである。


〔肉食と菜食では働く霊魂が違ってくる〕

334 霊魂研究に基づくと、アルカリ性体質には、善霊が働き易く、酸性体質には、邪霊が働き易い傾向がある。心の面と共に、身体の面からも、善霊との道交を深めることは、人間の責務ではなかろうか。肉食では一時的な力はでるが、長生きして死の時まで元気で働ける活力は得られないのである。

※この「一時的な力」が単にカロリーの事を言っているのであればその通りですが、「肉を食べると力が出る」という意味であれば、それは間違っています。
この原因も今は解っていて、「肉を食べると力が出るような気がする」のは、肉に含まれている尿酸と、肉を消化分解した時に生じる尿酸の化学成分が交感神経を過剰に刺激するからであって、カフェインを大量に摂った時と同じような、一時的な興奮状態になるからです。(それに、そもそも尿酸は体にとって有害物質以外の何物でもありません。)


〔殺生と霊魂の働き〕

335 かつて浅草の川魚問屋の娘さんが夜になると奇声を発して苦しむ。咽喉の病気であろうと、方々の医者にみせたが治らない。ついに、心霊相談に来た。M霊媒などにより調査すると、小動物が集団的に憑依して、娘さんの咽頭に働きかけていることが霊視された。これを除霊したところ、次第に根治した例がある。
しかし、その奥を更に調べると、これら小動物の働きの奥に、更にこの家にまつわる因縁霊が働いていることが明瞭であった。すなわち一家を断絶させようとする因縁霊が、娘さんの咽喉に欠陥あるを知り、恨みをもつウナギやドジョウの念を利用したのである。すなわち、ウナギやドジョウがこれをやったと思ってはいけない。これを使う霊魂があったのである。

※これは動物そのものが人間に復讐をしたのではなく、その怨念を利用した人物(霊)があの世にいたという事です。(なお、この場合も娘さんは完全な被害者ではなく、娘さんにも悪霊を引き寄せる何らかの利己的な要因があったと考えるべきでしょう。)

「スピリチュアルな生き方原典」 P185~186 P205~209 より



今回の聴聞録で一番重要な部分は、肉食をすると悪霊の憑依を受けやすくなるという部分ですが、憑依については皆さん誤解をしていらっしゃる方も多いと思いますので、ここで御説明をしておきますが、一般的に「悪霊の憑依」と言われている意識や体を勝手に使用される現象は、あくまでも「悪霊の完全憑依」の事であって、憑依には無限の階梯があり、ちょっとした考え方の影響やインスピレーション(霊感)も、ある意味憑依現象であり、そういう意味では、善霊にしろ悪霊にしろ、物質界にいる人間で常に誰かに憑依をされていない人は1人もいないのです。

という事で、守護霊もあなたに憑依している善霊な訳ですが、肉食をして酸性体質になり、体の波長(物質周波数)が下がると、それが善霊との間の「障壁」となってしまい、守護霊が近付きにくくなってしまう為に、悪霊の影響を受けやすくなってしまうのです。

「魂」というものは、強い磁力のあるものですので、同じ考え方、同じ波長(物質周波数)の霊は、イヤでも自然に近づいてしまうのです。(その証拠に、憑依している悪霊に話を聞くと、殆どの霊は「憑依したのは私ではなく、私がこいつに憑依されている被害者なのだ!」と答えます。)

なお、守護霊などの善霊の場合は、皆あなたの自由意志を尊重しますので、本人の許可なく完全憑依して、意識や体を勝手に使用するという事はありません。



それでは次回は、シルバーバーチの3つの言葉を御紹介したいと思います。



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食について(7) ホワイト・イーグルの教え

2011-02-12 20:21:17 | 食について
今回から、本当の大人、つまり「霊的な大人」(惑星の輪廻転生を卒業し、あの世で霊的に進化した人達の事)の食に対する意見を聞く為に、「ホワイト・イーグル」の教え、「脇 長生」(わき ちょうせい)氏の聴聞録、「シルバーバーチ」の言葉を、順に御紹介していきたいと思います。

最初はホワイト・イーグルの教えとして、「アメリカ大陸の太陽人たち」という本の中に書いてある食に関する教えを御紹介いたします。



ホワイト・イーグルの教えのなかで特に興味深いことは、度々「清らかな食物」を摂取することの重要性を強調していることです。

「清らかな食物」とは植物性の食物のことです。

本書の第六章「健康的な生活法」には次のようにありました。

「同胞団(注)の秘教学校に入ったどの生徒も、自分の肉体を訓練し浄化することから学習を始めました。生徒は植物性の清らかな食物を摂ることを学びました。動物たちに決して苦しみを与えないことを学んだのです。」

「人は肉体を健康に保つために肉食をする必要はありません」

「私たちは皆さんに、大地の産物である果物や穀物を常食とするよう、お勧め致します。人間にとって、それが自然な食べ物なのです」

「食べ物は、人の肉体内やエーテル体(幽体)内の異なったタイプの原子に栄養を与えています。もしも粗悪な食物を食べれば、より粗悪な原子を刺激しそれを養うことになります。同じ理由で、その人が無理なく自然に、太陽が育んだ食物――太陽のキスを受けた果物・熟した穀物・山の清水・ベリー(漿果)・木の実――を好むならば、その体の中のより高い向上心に溢れた原子を養育することになり、霊的な修養の助けとなります。もしもより粗悪な類の食物に固執するなら、修養はより困難で長期に渡るものとなります。」

ホワイト・イーグルは、動物に苦しみを与えると同時に人の体を粗悪なものにする肉食を排し、太陽の成分をいっぱい含んだ果物や穀物を常食として速やかに向上進化するよう呼びかけています。

人の向上進化にとって大地から直接産出される植物性の食物が極めて重大な要因であることを、事あるごとに説いています。

「ホワイト・イーグルの教え アメリカ大陸の太陽人たち」 P243~244 より

注 「同胞団」とは、人類の霊性進化と真理探究の手助けをしている「大白光同胞団」の事であり、この同胞団の人々は物質界でも霊界でも活動をしているのですが、ここでは物質界に住んでいた古代インディアンの同胞団の事を指しています。



つまりホワイト・イーグルは、動物愛護という「霊的に利他的な動機」でヴィーガンになれば、霊的な修養の助けとなり、速やかに向上進化する事が出来ると言っているのであり、この食習慣を続けていけば、惑星への転生回数を減らす事も可能である事を述べています。

ただ、これは他の本にも言える事なのですが、殆どの霊訓はこの段階の説明で終わってしまっており、植物性の食事がなぜ「清らか」なのか、「植物の意識」は実際どうなっているのかの具体的な説明がされているものが少ないのが現状です。

そこで、私が今回「食について」の連載をしようと思った本当の目的は、なぜ植物も生命である事に変わりはないのに、それが「清らかな食物」なのか、「植物の意識」は実際どうなっているのかの御説明と、「更にその先にある真実」をお話しする事なのですが、それは後程詳しく御説明する事として、まずは次回は、脇 長生(わき ちょうせい)氏の聴聞録を御紹介したいと思います。



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