日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

手児奈霊神堂|千葉県市川市 ~万葉の女性手児奈を祀る霊験あらたかな御堂~

2020-06-15 12:07:20 | 歴史探訪

1.基本情報                           


所在地


千葉県市川市真間4-5-21



2.諸元                             



3.探訪レポート                         


歴史を歩こう協会 第7回歩く日① 2020年6月14日(日)


 先月の30日(2020年5月30日)、以前から懸案だった市川市や生まれ故郷の松戸の遺跡をめぐってきましたが、見落としたものが何点かありました。

 そのため、再訪を目論み、同時に「歴史を歩こう協会」のメンバーに同道を募ったところ、安斉さんと金子さんが参加することになり、昨日(6月14日)、当該地を再訪してきました。

 今回はそのときのレポートをお届けします。

*     *     *


 集合場所は京成線の国府台駅です。

 今日も3000形だった。



 3000形以外の車両が見たいな。

 おや、この看板は前回は気づきませんでした。



 オーバーハングしていてかなり怖い。

 1番線ホームの上野側に行き、江戸川を撮影。

 松戸方面。





 下流方面。



 総武線の鉄橋が見えますね。

 もう梅雨に入っているので天気は悪いですが、雨は降っていないです。

 出発時刻は9時ですが、早く到着しているのでもう少し駅で撮影をしていようと思います。

 橋の向こうから電車が来ましたよ。



 お、今度は3700形だ!



 成田空港行きの特急だぜ。

 しかし、今は羽田空港と成田空港が鉄路で結ばれ、松戸に住んでいたころと比べると隔世の感があります。

 2番線ホームに移動します。

 3000形。



 3000形と3700形、貴方の好みはどちらですか?

 またも2番線に3000形が来ました。



 電車が来るとつい撮ってしまいますが、2番線に来たのはこれを撮るためだった。



 国府台駅から見る国府台です。

 国府台という駅名ですが駅のある場所は台地の下で、駅周辺は中世までは湿地帯か砂州でした。

 1番線の電車が来ました。



 成田方面から国府台駅に侵入するために、その直前で坂を登ってきているのが分かりますね。

 江戸川を超えるためにはある程度の高さが必要ですが、国府台駅に停まった時には鉄橋の高さまでなっているのです。



 3001ということは、3000形の1次車両ですね。

 2番線から再度江戸川を見ます。



 おお、今度はスカイライナーか?



 来ましたよ!



 新AE形、カッコいい!



 最高速度は160㎞/hだ!





 行っちゃった。

 そろそろいい時間になったので改札に行きます。

 それでは、全員集合ということで、予定通り9時に出発しますよ。

 先日来た時は弘法寺の境内へ脇から入ってしまったため、今日は正式な参道を通って境内に入りたいと思います。

 弘法寺の石段の下まで来ました。

 手児奈霊神堂(てこなれいじんどう)があります。



 手児奈という女性は前回来た時にも出てきましたね。

 せっかくなので寄ってみましょうか。

 説明板がありますよ。



 こちらは万葉集。



 見た感じ100m無いくらいの参道が続いています。

 おや、猫ちん!



 草を食べていますよ。

 グッドモーニング。



 いい顔してるねえ。

 あまり人間には関心がないようです。



 マイペースなところが猫の可愛いところですね。

 お堂。



 手児奈霊神堂のHPによると、以下の祈願をしてくださるそうですよ。

 ・子授け祈願
 ・安産祈願
 ・お宮参り
 ・良縁祈願

 ⇒手児奈霊神堂のHPはこちら

 扁額。



 こういう地膨れを見かけると気になるんですよね。



 塚状になっていて、周囲には人工的な石が集中していることから、古墳ではないとしても築造物があった形跡じゃないでしょうか。

 さて、それでは弘法寺の境内に登って古墳や城跡の遺構を確認してみましょう。

 ⇒この続きはこちら


最新の画像もっと見る