日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

備中国分寺跡|岡山県総社市 【備前・備中古代史探訪 ⑯】

2018-10-15 14:08:38 | 歴史探訪
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 備中国分尼寺跡を見てその近くにあるこうもり塚を見学しました。

 国分尼寺があるということは、この近くには僧寺があるはずです。

 さきほどから遠くに塔が見えていますが、あれがそうでしょう。

 備中の国分寺は珍しく現在の国分寺が法灯を伝えているようで、両者は同じ場所にあるのです。

 ということで、まずはいったん車へ戻りましょう。

 こうもり塚古墳の遠景。







 かなり離れて、またまた遠景。



 そろそろ太陽が沈んでしまう方向に塔が見えます。



 では、車に乗って向かいます。

 ・・・一瞬で到着。

 説明板発見。



 現在の国分寺とこんな感じで重なっているんですね。



 セオリー通り、南門跡から行きますよ。





 お、門跡の礎石が残ってる!



 いいねえ。

 南門には築地塀が接続されていました。





 築地塀の内側には珍しく井戸跡があります。





 塔を撮影しようとすると、ちょうど逆光になってしまいます。



 今度は中門跡。



 ここにも礎石が。



 説明板がいうところの唯一残った礎石ですね。

 門跡に礎石があるって嬉しい。



 どうやら遺構はこれくらいのようです。

 あとは現代の国分寺の境内が展開しているようですね。



















 造山古墳を見た次は作山古墳へ行こうと思っていましたが、備中国分尼寺跡とこうもり塚古墳、そして備中国分寺跡を探訪してしまいました。

 いよいよ時間が少なくなってきましたが、何とか間に合うと思います。

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