児童買春では、少年少女は“被害者”とされるが、金品を目的に大人に近づこうとする少年少女も少なくない。
サイト運営者も警察関係者も、悪意ある“被害者”に頭を悩ましている。
新潟県警少年課は多くは被害者として保護する一方で、悪質なケースでは、家庭裁判所に送致するなど厳しく補導することにしている。
昨年、新潟市内の市立中3年の少女(当時15)が、児童買春の捜査線上に浮かんだ。何度補導しても、児童買春を誘うような書き込みをやめなかった少女を家庭裁判所に送致した。
両親の不仲で家庭がすさんでしまった寂しさから、非行を繰り返したという。心のすきまを非行で埋めようとした少女-
家族でコミュニケーションを取ることが非行を防ぐことにもなるし、ネットでのトラブルから子供を守ることにつながる