現在の学校のいじめ対策の現状では、学校による解決は難しい。何故ならば、教師に対して加害者は何も出来ないと思っている。まして、いくら騒いでもそれ以上体罰禁止によって、何も出来ないからだ。逆に被害者に対して、チクッたとして余計に、いじめがひどくなるのが、怖いからほとんどムリである。親に対しては今の子供は、正直に話が出来ない。どうしても自分自身で我慢をしてしまう。
何故ならば、私の今までの経験として、一番大きいのは親に心配を、かけさせたくないと、何も解決できないと思っているからだ。その狭間で、自分自身苦しんでいるのが、現実である。
よくマスコミなど一般の言う、いじめられる側も悪いなんて、冗談ではない、１００％いじめる側が、悪いに決まっているじゃないか。出席停止は、現状では何の対策も見えない。故に反対である。
では、誰が停止になった子供を、どうやって見るのか。そして、傍について管理教育をどのようにするのか。今のままでは、理解出来ない。
最後に、特に問題になっているのは、子供の暴力だ。毎回我々が、叫んでいるのは、我々みたいな強力な力を持った人間が直接、いじめられている子供の盾になって守らなければ、絶対に解決出来ない。その為には、全国に空手、柔道、剣道、ボクシング、キックボクシング、総合格闘技などの道場やジムが、いじめられている子供を受け入れる窓口になれば、どんな暴力を振るう子供でもまず喧嘩を売る事はしないだろう。
今まで我々の所に、暴力などでいじめを受けた子供達が相談に来ましたが、我々の存在を知った加害者は、１００％二度と被害者に対し、いじめる行為はなかった。やはり我々が主張している、力なき正義は無能なり、まさにその通りだ。今の教師達では子どもは守れない。何故ならば、いじめる子ども達を制止出来る力が無い。昔の教師のように体を張って戦う事すら出来ないからだ。
以前毎日新聞に今の学校の体制では、学校内暴力は解決する事は難しいであろうと、大きく記事に出ていた。とにかく子どものいじめ自殺を戦後初めていじめ自殺で亡くなった葬式ごっこ(教師も参加)の被害者、鹿川裕史君、これをきっかけにいじめによる自殺が全国に毎年沢山いた事が発覚。
これを機に、鹿川裕史君の父親を青少年育成連合会の副理事長になってもらい、いじめ撲滅運動に入り、何度も我々の活動や対策などを教育界に訴えて来ても教育界が何も動かなければ、この問題を解決出来る訳がない。
その為にどれだけの子どもが不登校になったり自殺をしたりしたのか、あと何百人死んだら気が付くのか。大体、教育関係に係わっている人間が本当に子どもの命に係わる問題を真剣に考えているのか。とても信じられない。すべて結果だ。文教常任委員会・社会問題総合対策特別委員会に係わる先生方は、どのように考えているのか、毎年神奈川県内の校内暴力全国１位が変わらないのは何故か。
私は県民の一人として恥ずかしくないのかと言いたい。そればかりか校内暴力がますます増えている。当然加害者もいれば被害者もいる。不登校も増えている。
それに一番考えてもらいたいのは、去年、川崎市多摩区の南菅中学校３年の篠原真矢君がいじめられている友人を救えなかったと遺書を残し,死を以て社会にいじめの問題を告発した事件。もう一度彼の遺書を公開する。
篠原真矢君の遺書
お父さん、お母さん、お兄さん、先立つことをどうかお許しください。
俺は、「困っている人を助ける・人の役に立ち優しくする」それだけを目標に生きてきました。
でも、現実は人に迷惑ばかりかけて、〇〇のことも護れなかった…
それに俺には想い出が多すぎました。
こんな俺が、人並みに生きて、友達を作って、人生を過ごしていく…そんな事があっていいはずないんです。
俺がいて不幸になる人は多勢いる。それと同時に俺が死んで喜ぶ人も多勢いるはずです。
でも、俺は〇〇をいじめた、●●、●●、●●、●●を
決して許すつもりはありません。
奴等は、例え死人となっても、必ず復讐します。
でも、この十四年間楽しいこともたくさんありました。
春は桜が出会いを運び 夏は花火が夜空に消えて
秋は紅葉が空をも染め上げ 冬は白雪が乾いた心を潤す
季節が過ぎていく中で色々ありました。それが全ての想い出となって心に残っています
家族のみんなにはお願いがあります。
１つは、自分達をどうか責めないで下さい。
俺が死ぬのは家族のせいじゃありません。俺自身と、〇〇をいじめた連中が悪いんです。
大丈夫。ある日は日の光となり、ある時は雨となって、あなた達の心の中で生きています。
だから哀しまずに、俺の死を糧として、全力で生きていって下さい。
２つは、俺の臓器が無事だったら、それを売ってお金にしたり、お婆ちゃんや爺ちゃんの治療に使って下さ
い。それが俺に出来る唯一の罪滅ぼしだから…
それと、爺ちゃんには優しくしてあげて下さい。過去には色々あったと思いますが
それでも大事な家族です。大切にしてあげて下さい。そして赤、青のバッティング・グローブは形見にして
下さい。
今まで本当にありがとう そしてさようなら
～君がため 尽くす心は水の泡 消えにし後は 澄み渡る空～
注）〇〇は少年の友人の名前。
●●は加害生徒の名前
篠原真矢君の遺書を読んであなた方は、どのように考えていますか。彼は死を以って訴えた。それに対し子どものいじめや自殺の問題を真剣に考えた事があるのか。我々は、真矢君の死を無駄にしないために、川崎を中心に金澤義春会長を中心に子どもを守り隊を発足、現在活動中。この件に関してはネットで”子どもを守り隊”を検索すれば、トップページに表示されているので、見てください。我々の活動は毎日が戦いで、この１５年間５人もの同士を過労で亡くしている。もっと真剣に神奈川県内の校内暴力全国１位の汚名を無くす努力を何故しないのか。我々には理解できない。これから先、県が一丸となって取り組めば、別に困難ではない。やる気になれば出来る。とにかく真矢君の死を無駄にするな。
神奈川県議会に物申す
文教常任委員会
県立高校、特別支援学校などの学校の運営、図書館・博物館・美術館の運営、文化財の保護、スポーツの振興、そのほか教育委員会の仕事について審査します。
氏名 会派
委員長 たきた 孝徳 民主党・かながわクラブ
副委員長 石井 もとみち 自民党
委員 三橋 政雄 自民党
委員 柳下 剛 自民党
委員 嶋村 ただし 自民党
委員 小川 久仁子 自民党
委員 松田 良昭 自民党
委員 根岸 孝之 民主党・かながわクラブ
委員 飯田 満 民主党・かながわクラブ
委員 山口 ゆう子 民主党・かながわクラブ
委員 斉藤 たかみ みんなの党
委員 日浦 和明 みんなの党
委員 渡辺 ひとし 公明党
社会問題総合対策特別委員会
子育て支援・青少年健全育成、高齢者支援、消費者・買い物弱者問題、自殺対策、治安対策、米軍基地問題について調査します。
氏名 会派
委員長 菅原 直敏 みんなの党
副委員長 杉本 透 自民党
委員 田中 徳一郎 自民党
委員 原 聡祐 自民党
委員 梅沢 裕之 自民党
委員 木村 謙蔵 自民党
委員 小川 久仁子 自民党
委員 栄居 学 民主党・かながわクラブ
委員 合原 康行 民主党・かながわクラブ
委員 山口 ゆう子 民主党・かながわクラブ
委員 茅野 誠 民主党・かながわクラブ
委員 安川 有里 みんなの党
委員 西村 くにこ 公明党
委員 赤井 かずのり 公明党
国旗は日の丸、国歌は君が代
