今日はどうしても書かなければならない重大な話。一般的には信じられないと思うが、東日本大震災が起きた時に、まず最初に噂になったのはレイプ事件や窃盗等。それに対し地元の人間が自警団を作り見廻り。しかしそれに対し警告を出したのが警察。理由は木刀などを持ち見廻り、中には窃盗とかレイプ等の事件があれば実力で捕まえる。それに対し警察も面倒を起こされるのを嫌う為、解散させるのは私は間違っていると思う。何故かと云うと震災のどさくさに紛れてあらゆる犯罪が起きるからだ。それに対し警察は動ける訳がない。甘んじて地元の有志に治安を任せた方がいい。どうせやる相手は悪さをやっている奴らだから、ボコボコにして構わないと思っている。昔からそういう奴らを火事場泥棒と云っている。
今連合会も自警団の話を何カ所かで若者に声をかけている。もし東京にM8クラスの地震が起きれば千葉、東京、神奈川は壊滅状態になる。それと同時にあらゆる犯罪が起き、それに対し警察は何も出来ないだろう。その時に頼りになるのが自警団の存在。私が何故このような話をするかと云うと、阪神大震災の時表には出ないレイプ事件や窃盗が沢山あった事を踏まえて、我々も出来るだけ多くの会員を集める。今回、1995年1月17日に起こった阪神大震災で起こった数々の事件。ここで避難所で見た事聞いた事。
あれから10年── 言いたいことがいっぱいあった!2005.2 http://www.ahni.co.jp/kitazawa/sei/kitazawaseikyouiku12.htm より
性を語る会代表 北沢杏子 1995年1月17日に起こった阪神大震災から10年──いくつかの新聞からコメントを頼まれたので、その要約を書いてみます。
震災後の、あの暗闇のガレキの中で、避難所で、校庭の隅で、男たちによるレイプ事件は頻発していたのにもかかわらず、それらは一切報道されず、社会問題として浮上してきませんでした。
いま、中越地震、スマトラ沖大地震と矢継ぎ早に災害が起こり、インド洋大津波で両親を失った孤児たちが「人身売買」などに巻き込まれるケースが相次いでいることから、インドネシア、スリランカ、インドで子どもの登録制度が開始されたといいます。
大災害で最も大きな被害を受けるのは子ども、高齢者、女性、障害をもつ人々、そして外国人労働者といった社会的弱者です。
■避難所で見たこと、聞いたこと──
10年前、あの阪神大震災が起こった直後、そして4月の1週間を私はボランティアとして神戸、尼崎、西宮の避難所になっていた学校の体育館を巡回し、ビデオの上映やワークショップ、避難先での、特に人間関係や性虐待について被災者たちと話しあったのでした。
4月当時、阪神地区にはまだ、51,000人もの被災者が避難所での不自由な生活を強いられていました。だだっ広い体育館では、各家族がダンボールなどで仕切りをしてはいるものの、まったくプライバシーは保たれず、昼間から無気力に布団にもぐりこんでいる人々…そうした状況の中で下記のような性暴力が繰り返されていたのです。
・避難所の体育館で──おとなたちが出勤してしまった人気も疎らな日中、幼児を対象に性器を露出、また触らせるなどの行為が頻発。
・体育館の天井の照明は夜通し煌々と点灯──トイレに立った男性が眠っている女の子の胸や性器を触り歩くのを防ぐためだ。
・母親による幼児虐待──避難所での生活の疲れ、夫不在(出勤)による育児負担や、避難所の他者への気遣いなどのストレスが原因。
・乳児に添い寝をしていた若い母親が、外からの侵入者にレイプされ、止めに入った巡回中の教員が暴力を振るわれて大怪我。
・心的ストレス障害から──月経不順、無月経、下腹通他の理由で性生活が苦痛。夫の暴力に耐えられず、半壊の家に戻って自殺。
・ボランティアの女子学生が突然、リュックサックをつかまれ、半壊の建物のガレキの中へ引きずりこまれレイプされる。
・お風呂ツアー──ワゴン車を用意し、お風呂に入りたいボランティアの女子学生たちを誘って、解体現場に連れ込み輪姦。
こうした被害を警察に訴えても「被害届けは一切ない」「もし、あったとしてもご本人の損でしょう」と暗に女性側に落ち度があるといわんばかりに無視。行政に善処を申し入れても「"復興の槌音高く”という報道のイメージダウンに繋がる」と取りあってくれないなど、信じられない多重災害の中に放置されていたのでした。
そして、1月~3月のレイプ事件のあと、4月~6月は「中絶」へと女たちの災害は続いたのです。
なぜ、レイプ事件はおこるのか? いま再び、怒りをもって10年前のことをここに記しました。
連合会のコメント この話は関西にいる仲間から良く聞いた話だ。しかしメディアは事実を知っていても表には出さないし、警察も大震災の最中のゴタゴタにそういう犯罪があっても捜査をするところではないだろう。皆人命救助にかり出されているから絶対無理だ。またある大きい機関の人の話しも現実にあった。今回の東日本大震災の時も刑務所から犯罪者を逃がした事件など。しかし東京千葉神奈川がM8の大地震を受けたらとても東日本大震災や阪神大震災の比ではない。大暴動に近い位の色々な犯罪が起きると思っている。当然レイプ事件も数えきれない位起きるだろう。
北沢杏子さんの紹介 北沢杏子(きたざわ きょうこ、1929年11月23日 - )さんはフェミニズム活動家・性教育実践家である。埼玉県浦和市(現:さいたま市)生まれ。実践女子大学国文科、舞台芸術学院、東京綜合写真専門学校卒業。2007年現在、東京都世田谷区在住。アーニ出版共同代表、性を語る会代表。
文部科学省の学校基本調査-平成23年度(確定値) 結果の概要-その他の留意点 「不就学学齢児童生徒調査」における「1年以上居所不明者数」について、平成23年度調査の数値が、平成22年度調査の数値から大幅に増加している。これは、従前一部の地方公共団体において調査方法につき誤解が見られたことから、平成23年度調査の調査事項の説明を明確にし、調査方法の適性化を図ったことに伴うものであり、東日本大震災に伴う数値の増加ではない。 「世界日報より」 住民票を残したまま、突然子供が学校に来なくなる。学齢年齢になっても、就学しないまま所在不明になっている子供が全国に1000人以上存在する。「学校基本調査」で公表される、1年以上居所不明の不就学学齢・児童生徒の数は、今まで300人前後で推移していたのが、平成23年は前年の3.7倍、全国で1191人に上った。急増の理由は、東日本大震災に伴う数値の増加ではない。学校現場が調査を厳密に行うようになったからだ。 所在不明となってしまう子供が増える背景には、親の離婚・再婚、経済苦、病気や事故などの複雑な家庭事情がある。就学年齢になっても親が入学・転学の手続きをしないということは、子供が虐待・放置されている可能性も推測できる。子供の命に係わる事態だが、学校側は子供がどういう状況にあるのか、現行の教育制度ではその実態を把握出来ないのが実情だ。 住民票があれば「不就学学齢・児童生徒」として統計上把握される。だが、戸籍も住民票もない場合は、子供の存在すら認知されず、学齢期になっても入学通知もこない。 家庭状況が悪化する中、行政や学校が家庭の問題に深く介入できない、問題の難しさがある。
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