パリの美術館から子供のための はじめての美術館1回1作品 2023

パリ、オルセー、ルーブル美術館から1回1作品、小さいお子様とご一緒にシニアの皆様も。やさしい教養。

子供のためのオルセー美術館(19)エメラルドの海、ブルターニュ<やさしい教養>

2023-05-10 13:20:00 | 子供のためのオルセー美術館

ブルターニュのみなと

海からもどってきたふね
魚はつれたかな


はまべには
白いぼうしに黒のドレス
ブルターニュのようふくの人たち



そろそろかえる?
かえったら
バターたっぷりのガレットを
やきましょう



お日さまはもうすぐ
エメラルド色の海のなか
あとすこし
まだしずまないで




みんながお家にかえるまで







***
ブルターニュ地方にはむかしからのキャラクター
ベカシーヌがいます。マンガ(バンドシネ)になってるよ


FERNAND LEGOUT-GÉRARD 1856-1924

Port de pêche vers 1905

Pastel sur papier

フェルナン・ルグー=ジェラール 1856-1924

漁港 1905年

パステル画


おすすめ


オルセー美術館企画提供 「パステル画ミレーからルドン」の動画

フランス語ですがYouTubeで、自動字幕選択で日本語にすると良い日本語訳で見ることができます。

今まで本ブログで出てきたパステル画にも出会えます。

お時間ある時にぜひ!




Fernand Legout-Gérard — Wikipédia


Port de pêche - Fernand Legout-Gérard | Musée d'Orsay

「1903年にこの町に定住したジェラールは、漁師や伝統的な衣装を身にまとったブルトン人女性たちのコミュニティを表現することが、彼の得意とする主題となった。このパステル画では、水辺ですべての世代が一堂に会し、ヘッドドレスの白とドレスの黒を調和させる夕暮れに、画家はその瞬間をとらえ、驚くようなターコイズグリーンを使って、夕暮れの金色に輝く空を表現している。」



日本での展覧会も開催中、以下2件とも会期2023年6月11日まで

【ブルターニュの光と風】 | SOMPO美術館

会期:2023.03.25(土)- 06.11(日)/会場:SOMPO美術館/豊かな自然と独自の文化を持つことで知られるフランス北西部の地、ブルターニュ。この地に魅了された画家たちに...

SOMPO美術館

 



憧憬の地 ブルターニュ展

国立西洋美術館『憧憬の地 ブルターニュ展 ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷』2023年3月18日(土)から6月11日(日)

 



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