パリの美術館から子供のための はじめての美術館1回1作品 2023

パリ、オルセー、ルーブル美術館から1回1作品、小さいお子様とご一緒にシニアの皆様も。やさしい教養。

スニーカーで春を行く。その2・ヨーロッパで愛されるスニーカー 注以下情報は2015年当時のブログです

2015-04-30 13:01:00 | 2015年ブログ
注以下情報は2015年当時のブログです

ムーンスター(昔の月星靴)の歴史は1873年福岡・久留米で始まりました。

140年のヒストリー

このライトネイビーのブルーは糸から藍染(あいぞめ)

ソールはしなやかで柔らかい、丈夫で壊れにくい、美しい色とシルエット

こちらは、ザクロで染めたマスタード色

自然の色はすごいね。

あざやか・・・可愛い赤!

全てジャパンメイド!

このシンプルな美しさが海外で愛されるんだね。


 続いて

ヨーロッパに沢山の店があるイチローも愛用の「ONITSUKA TIGER」(アシックス)

1949年創業時はたった4人で始めた会社でした。

1964年の東京オリンピックでこのシューズをはいた選手が、

金メダル20個をはじめ計46個のメダル獲得。

ナイキは今では世界的に有名だけど、

最初は、「オニツカのスニーカーをアメリカで売らせてほしい」

大学卒業旅行で日本を訪れていたアメリカ人フィルナイトが1963年に頼んだのが始まり。

アメリカでのオニツカスニーカー輸入代理店は大成功!(卒業旅行、海外に行ってみる!だね)

その後彼らはナイキを立ち上げ、

オニツカの技術者を引き抜いたり日本に工場を作ってアメリカで販売

初期のナイキシューズは、ほとんどが、made in Japanでした。


このONITSUKA TIGER

量販店には出ていないそうで海外のみのデザインもあるらしい

他のメーカーのように、同じシューズを持っていてかぶっちゃうことは少ないかもしれませんね。

シンプルさわやかな今年のカラー!

キュート

フランス全土にもこんなに店(青いところ)があって

マドモアゼルも

オランダの街角でも

かかとを踏んでスリッポンにもなるタイプ

これからの季節にいいですね。

 

日本のつくりだしたものって、やっぱり!すごいね

ニッポン


スニーカーで春を行く。その1・Bensimonのスニーカー

2015-04-29 15:09:00 | 2015年ブログ
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今日のお話はスニーカー

オシャレ大好きなひとなら知ってる、今年も大流行!

おしゃれなんかマッタク興味ないひともちょっと見て。

学生にも身近なスニーカーでシックに。キュートに。

パリもスニーカー売場はただいま、充実中

今日はナイキやアディダスのスポーツ用ではなくて

おしゃれのためのフランスのスニーカー

ベンシモン(Bensimon)

1980年に会社を作って、世界中を旅してまわり、

それぞれの国のユニフォームや作業着をフランスに持ち帰ったベンシモン兄弟

それを加工して作り直し販売を始めたのがきっかけです。

彼のデザインした服やシューズには黒色はなくて

 黒をのぞいたカラフルな色の組み合わせ

自分らしいスタイルを表現することを呼びかけています。

かかとはくにゃくにゃ、作りは雑(ざつ)、ペイントがはみ出ていたり、ゴムが切りっぱなしだったり

日本では考えられないですが。

世界旅行でインスピレーションを受けた彼のナチュラリズムだって思ったら

ま、許すわ、って思えるかな?


(ただ雑なだけっていう可能性も捨てられんフランスだから)


服に合わせやすい色。サンダル感覚で。

好きな色ある?

明日は、もちろん!ヨーロッパで爆発人気、日本のスニーカーの話で


25周年記念・ハッブル宇宙望遠鏡が見た25年目の宇宙 by NASA

2015-04-28 09:11:00 | 2015年ブログ

注:これは2015年当時のブログです。



1990年4月24日に、スペースシャトル・ディスカバリー号で打ち上げられた

ハッブル宇宙望遠鏡(ぼうえんきょう)
(Hubble)

25周年を迎え

オフィシャル記念画像がNASAから発表されました。

ハッブルがとらえたりゅうこつ座の方向約2万光年の「Westerlund 2」の画像

誕生から200万年という若い3000個の星(参考・地球は46億年)の集まりでできています。

星の光を受けてまわりのガスが輝いてミステリアス!

星と星の間のガスから新しい星が誕生する様子を、この宇宙望遠鏡はとらえました。

「ハッブル望遠鏡は宇宙の真の美しさと豊かさを明らかにし、我々の宇宙に対する見解を変えてきました」

(宇宙飛行士でもあったNASAのmr John Grunsfeld)

 

1990年当初、数々のトラブルが発生しましたが

1993年スペースシャトル・エンデンバーの飛行士の船外活動で修理が成功後、

 宇宙で誕生する星たちの様子

ブラックホールの存在を証明するような高度な鮮度の画像を送り続け、

宇宙の膨張(ぼうちょう)が加速しているという宇宙モデルを得ることができました。


では最後に、

このハッブル望遠鏡からの動画で宇宙へフライト(たったの39秒)

どうぞ~

http://www.nasa.gov/hubble

NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), A. Nota (ESA/STScI), and the Westerlund 2 Science Team


パリの今、とナンシーにやってきた人魚 注:これは2015年当時のブログです。

2015-04-27 09:03:00 | 2015年ブログ
注:これは2015年当時のブログです。


パリは先週まで快晴、フランス人はみんな半袖のシャツで

日光浴を楽しんだり

公園の芝生は、小さな白い花デイジー(marguerite)で一面真っ白に

今朝は、週末に降った冷たい雨で8度の月曜日の朝になりましたが、

学校はただ今、2週間のバカンス中

パリでは先週から始まった復活祭のバカンスが、今週も続きます。


そんな中、こんなニュース、フランス北部 ロレーヌ地域ナンシーから

プールの中で何をはいているの?

実は、人魚の尾ひれの水着をつけて泳ぐスイミングスクール

「ディズニーのリトルマーメイド・アリエールになった気分」と話すマドモアゼル

このアクティビティが生まれたのはカナダ、人魚水着を作っているのはドイツ

初めは映画の撮影用の衣装として使われていましたが、

今ではスイミングスクールで楽しむ人たちが少しずつ増えてきています。
(フィリピンの海岸でも観光客のアクティビティのためにこの水着を使っているそう)

背中や足の筋肉を使って水中で泳ぐので筋トレにも良さそうだけど、最初はこのとおり

優雅に泳ぐにはやっぱり、訓練が必要ですね

もしかしたら、日本でもはやるかも?

あ、男子にはムリかな~



空飛ぶ車(Aeromobil3.0)モナコで公開 注:これは2015年当時のブログです。

2015-04-26 19:29:36 | 2015年ブログ
注:これは2015年当時のブログです。


空飛ぶ車「エアロモービル3.0」が

フランスの隣国、モナコ・モンテカルロで、一般公開されました。

テレビTF1の動画からご紹介

車で公道を走るときは、全長が6m、全幅が2.24m、最高時速160km

普通の車と同じように車道を走ります。

車内はこんな感じで、二人乗り。

ボタンを押せば左右に翼が広がって、たった2分で飛行機に変身

110キロで走行したのちふわりと空へ

飛行速度は200km/h以上。最大700kmを飛行できます。

今後、自動操縦や緊急時の脱出装置を採用し、2年以内に市販を目指します。

パイロット免許あったらいいね

 

さて、こちらは、

フランス人デザイナー Sylvain Viau の作品Flying Cars

1984年に生産された

「フライングカーペット」と言われたシトローエン車(Citroën Cx 25 Gti)

ほんとのフライングカーペットに?!

トヨタ車(Toyota Aygo)だって

アルファロメオ(Alfa Romeo 156 SW)

 こんな車もユメじゃないですね~


ノルマンディ地方のフランス人からのお土産は。 注:これは2015年当時のブログです。

2015-04-25 11:50:38 | 2015年ブログ

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家族の日帰り出張でノルマンディのフランス人からのプレゼントが我が家にやってきました。

フランス人関係者の案内で

ノルマンディの町や工場を見学。

そこでいただいてきた何ともレトロな土地のお土産

まずは、

とっても素朴なリンゴあめの袋入り

ブラックチョコレート

緑色の牛のイラストのイチジクのジャム

リンゴのお酒2種のミニボトル、重ねられるほどの上げ底でこのとおり!

そして、ノルマンディをたくさん描いた印象派(いんしょうは)とよばれる

モネやマネ、画家たちの絵の本(25ユーロの値札つき)

ノルマンディ地方ならでのダイレクトなプレゼントでした。


フランスでは、綺麗に包装したり、箱を用意したり

日本の丁寧さは全くありませんが

そういうことで相手にどう思われるかと人に気をつかうことはないので、

このまま全部、袋にドカンと入っています。

それがまたなんとも素朴(そぼく)でいいですね。


ノルマンディにはこんなところもあります

怪盗ルパンの奇巌城(きがんじょう)の舞台にもなったエトルタの海岸

画像、海の上、三角の岩山が奇岩城


いつかリンゴあめ買いに来てね


フランス人の一番好きな村2015 注以下ブログは2015年当時の情報です。

2015-04-24 19:14:00 | 2015年ブログ
注 以下ブログは2015年当時の情報です。




パリは、エッフェル塔や凱旋門、ノートルダム寺院、

美術館もたくさんあって、世界でも人気のある街ですが、

フランスの田舎には、ガイドブックにはないような、静かで可愛らしい村が残っています。

 昔から変わらない、おとぎ話から出てきたような町並みでしょう?


 さて、今年も、「フランス人の一番好きな村2015」の投票が始まりました。

22の地方から一カ所ずつ選ばれた村にネット上で投票します。

昨年は、この村が一位でした。

ミディ・ピレネ地方のCordes-sur-Ciel(コルド・シュル・シエル)という村

中世の街並みを残していますね。

Cordes-sur-Ciel(コルド・シュル・シエル)、日本語で、天空のコルド

その名前のとおり、小高い丘の上にその村はあります。

フランス人はお土産を買う習慣はないので、

お店もあまりない、観光客もいない小さな村。

ほっとひといき、日本人にとっては驚くくらいのゆっくりした時間が過ごせそうですね。

投票は、

4月13日から5月19日朝10時まで

投票結果は、6月中にフランス2放送の番組で公表されます。

今年はどの村が選ばれるかな?

フランス2のサイトで候補の22の村がエントリーされています。

最初の画像をクリックするとその村の画像がいくつか見られますよ。


クリックしたあとに出てくる画像にある

以下のフランス語をクリックすると投票することができるけど、日本からはどうかな?

Cliquez ci-dessous pour soutenir ce village :

Je vote pour 村の名前

 

好きな村があったらvote(投票)かFacebook(J' aime=いいね!)してみてね。 

アップルロゴマークが変わった!アースデイ 注以下情報は2015年当時のブログです

2015-04-22 15:15:06 | 2015年ブログ
注以下情報は2015年当時の子供のためのブログです

今日はアースデイ(Earth Day)

地球環境を考える日でした。

この日に合わせて、世界規模でアップルロゴが変わると聞いたので、

アップルストア・オペラ店に出かけてみました。

パリのオペラ座前、青空が広がって

アップルストアに行くと

アースデイのためのアップルロゴマークは、葉っぱが緑でした

帰り道

デパートの食品売り場、生ハムや

チーズ

 色とりどりのトマト!夏が近づいていますね。

 

さて、

この緑色のおじさんは、何しているのでしょう。

パリは、ゴミのポイ捨てや、犬のふんをそのままにして片づけない人がほとんどのため

いつも下を見ながら

歩かなければいけません

そこでパリ市の究極の道路掃除

小型放水車からジェット噴射の水が出るホースを持って、

清掃員が歩きながら、汚れを吹き飛ばします

 すごい勢いで出る水に道路もすっかりきれいに。さすが、アースデイ

びしょびしょだけどね~


さて、今日の買物

めずらしい黄色い果物は、ペルー産のデーツ(なつめやし)
紀元前6000年代にはすでに栽培が行われていたらしい甘いフルーツ。

でこぼこの大きいトマトは、「牛の心臓」という名前のトマト

その後ろにあるピラミッド型のは、チーズですよ。

フランス語でフロマージュ、これはヤギのミルクから作ったものです。

まわりは青いカビがニュルニュル生えていますね。

気持ち悪い?

おいしいんだけどね~

こうして地球の日は過ぎていったのでした 

 


スターウォーズ・R2-D2 日本の空から。注:これは2015年当時のブログです。

2015-04-21 14:05:57 | 2015年ブログ

注:これは2015年当時の子供のためのブログです。


ANAは、世界で初めて

スター・ウォーズキャラクターをデザインした飛行機を発表しました。

今年10年ぶりに公開される映画スターウォーズに合わせて

2015年秋から2020年までのプロジェクトも発信します。

飛行機のデザインはR2-D2から

晴れてデザインに選ばれたR2-D2、その理由は?

「忠誠心(ちゅうせいしん)が非常に強く、与えられた任務(にんむ)を成功させるために、創意工夫(そういくふう)で立ち向かう!」

動画もどうぞ

この飛行機、国際線だけのようですが、見るだけでも楽しみですね。

今までにも色々な塗装飛行機が出ました。

覚えているかな。

ご存知ANAのポケモンジェット(1999)

ピカチュウジャンボ(2004)

スヌーピージェット(1996・97)

マリンジャンボ(1993)

JALは、ドラえもんジェット(2010)

ディズニーのキャラクター、ドリームエクスプレス(1994)

ドリームエクスプレス21(2001)

ディズニー ハピネスエクスプレス(2013)

 フランスでは、そこまでするか、すごいと、キャスターも笑いの反応ですが、

時代を先どりする日本

訪日外国人2,000万人達成に向けた取り組みの一つです。

沢山の外国人に日本の素晴らしさ、知ってもらいたいですね


カラフル!ペットボトルで 注 2015年当時のブログです

2015-04-20 13:46:55 | 2015年ブログ
注 以下情報は2015年当時の子供のためのブログです


今日はペットボトルのはなし

1967年、デュポン社のアメリカ人科学者が開発し、

1973年に特許を取りペットボトルの実用化が始まりました。

日本では、1977年にしょうゆの容器として開発、1982年に飲料用が認められて、

コカ・コーラが1983年、キリンが1985年から使用発売しました。

 酸素を通すので、酸化劣化(さんかれっか)を防止するため、

多くの飲み物にビタミンCが入っていますが、早めに飲み終えましょう。

さて、今日は、

こんなアートをご紹介

チェコのアーティスト、ベロニカ・リヒテロワさん(her online gallery)は、

ペットボトルの新しい世界をクリエート

加熱して変形させることができることを偶然知って、そこから彫刻を作ることを考えたのです。

10年間で74か国3000ものペットボトルを集め

切断したり、加熱したりして、数百もの作品を作り出しました。

透明感あって、ちょっとミステリアス

ペットボトルの色は、海外では、赤や緑などの半透明色を持ったものがあるので、

アートには最適ですね

(日本国内で生産されるボトルはリサイクルを考慮し無色透明にしてあります)

国によって少しずつ雰囲気の違うペットボトル

集めてみるのも楽しいかも

 

最後に、

彼女の作品、こんなのも~

こわっ 


残された赤い手。その3、複製のプロフェッショナルたち 注:これは2015年当時の子供のためのブログです。

2015-04-19 13:33:00 | 2015年ブログ
注:これは2015年当時の子供のためのブログです。


昨日のつづき

昨年、世界遺産に指定された、今から36000年前のショーベ洞窟(8500平方メートル)

レプリカ施設(3000平方メートル)がフランス、ローヌ・アルプ地方のポンダルクに3年をかけて完成、

今週25日から公開されます。

洞穴学(どうけつがく)の科学者や、プラスティックなどの造形学の技術者、アーティストたちによって

壁面の凹凸はミリ単位、壁画と彫刻は実物大でオリジナルと同じ顔料を使ってデジタル化された原画から複製されました。

今日は、技術者たちのプロフェッショナルな仕事を紹介します。

 

鍾乳洞の再現

アトリエでは

作品の搬入

見学コースは10種、遊歩道でつながっている。

そして完成へ

 

1994年12月18日にJean-Marie Chauvetら3人の洞窟探検家が

石が詰まって塞がった穴から空気が流れ出て来ることに気がつき、発見

そして、

12月29日に、洞窟の鑑定に訪れた先史考古学者Clottes 氏はこう言っています。

「いくつもの上質な動物の絵と、完璧に保存された考古学的背景に息をのみ驚愕(きょうがく)した」

この壁画は、この洞窟の中に、1人、または何人かのアートの達人がいたことを示している。
このショーベ洞窟の400以上ある絵は、ラスコー洞窟、スペインのアルタミラ洞窟のよりも多く、
それらより、1万〜1万5000年ほど古く、貴重なものだ」

さて、この施設は一般公開され誰でも見られますよ。(入場料13ユーロ、17歳まで6.5ユーロ)

いつか南仏に来る機会があったら是非見学してくださいね。

「Caverne du Pont d'Arc キャヴェルヌ・デュ・ポン・ダルク」

http://www.cavernedupontdarc.fr/


残された赤い手。その2、フランスの洞窟探検家 注:これは2015年当時の子供のためのブログです。

2015-04-18 11:15:07 | 2015年ブログ
注:これは2015年当時の子供のためのブログです。


1994年のショーベ洞窟(どうくつ)発見から20年

このショーベ洞窟のレプリカ施設が、南フランスにできあがりました。

元の洞窟と、全く同じになるよう、高湿度(85%)低温(18度)に設定。匂いまで再現しました。

費用5500万ユーロの大プロジェクトでした。

 

この洞窟を発見したのは

フランス人、ショーヴェさんたち3人、そのうち一人は女性の探検家です。

南フランスの36000年前の洞窟(どうくつ)

これを発見するまでには、小さなすきまを這いずって、穴から穴へ。大変な作業でした。

今日は、洞窟発見までのキャプチャ画像をお送りします。

 

入り口発見

奥の方には、石がつまっていましたが、ふさがった穴から空気が流れ出て来ることを発見

石を取り除くと、そこに広い空洞が現れるのです。

空気が流れ出ることを知らせた煙は、

なんと!金鳥蚊取り線香(こちらでは必需品です)

女性探検家の声、「見て見て!空気が出てる!」

その後も穴から穴へ

 

服も破れて

そしてついに洞窟に降り立ちます。

 

そして

最初のメッセージが。

「彼らはやっぱりいたんだわ!」

そしてついに、

探検隊の叫び声、「おお!」

 

その数日後、専門家チームが入り、皆息をのみ、歓声をあげます。

 

皆さんご存知のラスコーの壁画(へきが)は、一般に公開したために、細菌やカビと今も戦っています。

日本の高松塚もそうですね。

その教訓から、この洞窟は、公開せず本格的なレプリカを作り、展示することになりました。

ここからが、フランスのすごいところです。

この36000年の歴史ある壁画の保存と、一般公開のレプリカ復元のためには、お金はいといません。

5500万ユーロの資金は、ローヌアルプ地方、アルデシュ県、フランス、EUから融資されたそうです。


明日はレプリカを作るプロフェッショナルのフランス人たちをご紹介しますね。

 


残された赤い手。その1、36000年前 注:これは2015年当時の子供のためのブログです。

2015-04-15 12:45:46 | 2015年ブログ
注:これは2015年当時の子供のためのブログです。

今日は、水曜サスペンス

 

これを残したのはだれ?


 

南フランス出身の彼

見たことある?

そう、クロマニヨン人です

 

南フランス、ショーベ洞窟(どうくつ)で見つかった

今から36,000年から37,000年前のアーティスト、クロマニヨン人の作品

クマ、サイ、マンモス、ヒョウ、牛、ライオン、馬・・・

チョウが飛び立つ瞬間も

木炭で描かれた絵は、14種類425頭、そして、アーティストの手」も残しました

ここには、冬眠中だったクマの頭蓋骨(ずがいこつ)も195個見つかったそう

教科書でも有名なラスコー洞窟(どうくつ)の壁画(へきが)よりも1万年から1万5千年古い壁画(へきが)で、

これからの新しい教科書には、きっと、ここショーベ洞窟(どうくつ)の絵 が載りますね。

(教科書で見たことあるかも。これはラスコーの馬

 

 

また明日