注:以下情報は2015年当時のブログです。
世界最大、直径400キロのクレーターが
オーストラリアで見つかりました!
(Image Credit: NASA/Don Davis)
宇宙のかなたからやってきた隕石(いんせき)がぶつかった跡(あと)です。
400kmと言ったら
東京からだと神戸、あるいは盛岡 まである大きさ
(下の画像は、以前に見つかっているオーストラリアのクレーターWolfe Creek 長さは875メートル、深さは60メートル)
今回見つかった大昔のクレーターは、
3億年から6億年前と推測されます。
あまりに古いため、深さ2キロの地中にあり今まで見つかりませんでした。
この世界最大のクレーターを見つけたグリクソン教授
地熱調査をしていて、偶然この巨大クレーターを見つけました。
地球に落ちる前に真っ二つに割れたらしく、二つの隕石が同時に落ちたようです。
それぞれの隕石の大きさは10キロ以上。
それが地球にぶつかったので、400kmのクレーターができたらしい。
恐竜が絶滅(ぜつめつ)したのは、
巨大隕石(いんせき)が落ちたためって有名な話ですね。
でも、それはたったの6600万年前
隕石の直径は10キロ、クレーターの大きさは180キロでこのパワー
下の画像(主要な隕石が落ちた世界図)
赤い字のところ、メキシコのユカタン半島に落ちた
隕石(CHICXULUB Creater)
で恐竜は絶滅しました。
これまで発見された最大のものは、
南アフリカの「ブレデフォート・ドーム(Vredefort dome)」直径300kmのクレーターでした。