注:以下情報は2015年当時のブログです。
パリのマルシェ
緑色の皮に包まれた生のアーモンドでいっぱい!
びっくり?
いつも見ているアーモンドは茶色で
この生のアーモンドの緑色はいったい何でしょう?
日本で売っているのは、この真ん中種の中の部分
それをローストしたりドライにしたりするんですね。
わかりやすいように、切ってみました
(オレンジ色のは、アンズ)
アーモンドは一つずつが結構大粒でしょう?
ヨーロッパの人たちは、こうして割って生で食べたり焼いたりします。
ビタミンEが多くて栄養たっぷり
古代エジプトでは紀元前1352年、ツタンカーメン王が亡くなった時、
王の墓には、死後の旅の食糧として
アーモンドが入れられたという記録もあります。
昔々太古の時代のアジア、
アーモンドは桃の仲間でした。
ところが地殻変動で中央アジア山脈ができて、湿度が高い中国には桃が
乾燥した東アジアから中東には、アーモンドが自生しました。
シルクロードを通して世界中に広まったアーモンド
ギリシャのアレクサンドロス大王(紀元前336~323)
の東方遠征で
『暖かな春、暑く乾燥した夏、温暖な秋、雨の多い冬』の地中海に広まり、
ギリシャ、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、
トルコ、モロッコ、チュニジアな どに根付いていきました。
アーモンドのお菓子もいっぱいありますよ
フランスで新年に食べる、ガレットデロワの中には
甘くておいしいアーモンド(粉末)がいっぱい
これを食べる時は、中に入っているフェーブが当たった人が
王冠もらって王様になれる日
この時は、ブキミなスペードの女王だった。。。