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ここは
フランスのいなか
エクサンプロバンス
あっちにもこっちにも
葉っぱのかたまり
いろんなみどりがうつる池
あと、
むかしむかしの小さな橋
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Adapted from Pavel Machotka
どうしたら自分だけの絵が
かけるだろう
セザンヌは たったひとり
ここにいました
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こいみどりとピンクの土
まっすぐな木
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水にはみんなうつってて
お日さまも
葉っぱからすこし
風だ
ふかい池のつめたいにおい
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セザンヌは
近代絵画の父とよばれました
みんなのあこがれの画家でした
セザンヌがひとりでかんがえた
ふで🖌️のつかいかたを
見てみましょう
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よこむきのブロックで水をかき
ななめの線で はっぱ
木はたてのブロックのかたちで
かきました
たくさんのブロック見つかったかな
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Paul Cézanne
Aix-en-Provence 1839 - Aix-en-Provence 1906
Pont de Maincy Vers 1879
Huile sur toile
ポール・セザンヌ
マンシーの橋 1879
Pont de Maincy - Paul Cézanne | Musée d'Orsay
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Adapted from Pavel Machotka, Cézanne: The Eye and the Mind.
セザンヌの作品群の中でも、《マンシーの橋》は長い間、年代測定や場所の特定に問題があったが、現在では1879年末から翌年初めにかけて描かれたというのが一般的な見解となっている。
印象派の影響を受けているとはいえ、セザンヌの絵の中でこれほどまでに輝きを放つ作品はほとんどない。
空間を循環する空気、幾重にも反射して波打つ水面が感じられる。しかし、構図を織りなす長くまっすぐなストロークが、クロスハッチングのように斜めに働かされることで、後期の作品に見られる魅力的な官能的詩情も感じられる。
1880年代このアプローチは、特に風景画において常に探求され、発展してきたものである。空間と質量、形とその反射の表現はキャンバスの上で力強くも繊細なバランスを実現している。
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