注:以下情報は2015年当時のブログです。
3月に世界初・世界一周に出発した
太陽光ソーラーパネルを17000枚装備したソーラー・インパルス2が
(3月にアップしたこの記事)
悪天候のため、
なんと!
予定外の名古屋空港に着陸することになりました。
3月にアブダビを出発、4月21日に中国南京に着き、昨日ハワイに向けて出発
日本海を北上し、津軽海峡を抜けて太平洋に出るはずでしたが
予想外の悪天候のため、ツイッターで
飛行ルートを変更して、日本時間今日1日夜10時に名古屋に!
点線が飛行ルート、黄色線がUターンしてますね
本当は日本を通り越しハワイに行く予定でしたので、
(日本によってくれてちょっとウレシイ)
パイロットは62歳のスイス人 André Borschbergさん一人だけ!
次の中継地点、ハワイまでは8500km、6日間飛び続けます。
一回に20分ずつの仮眠
座席は動けないので、トイレは座席で(トイレシステム付き)
その間、高度8400m~ヒマラヤなみ
機内の気圧制御装置(きあつせいぎょそうち)なし
1日の温度差55度
パイロットの彼自身も、
「毎日エベレストに登って、1日に夏と冬の気温の中、20分ずつに分けた睡眠で、このせまい所で、どうやってすごすかな?」
とインタビューに答えています
今もソーラーインパルス2は、名古屋に向けて、低空時速90km上空時速140km で飛んでいます。
燃料はゼロだから太陽光だけが命!
ハワイに着いて、太平洋横断後も、大西洋横断が待っていますからまだまだ
トータル35000キロの世界一周の挑戦は続きます。