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1カ月ほど前、事務所近くの区で区長選が行われ、かなりの激戦だったそうです。
選出された新区長の就任祝賀パレードに、国立公園事務所としても参加することになりました。
「行進があるよ」と聞いて、好奇心が高まります。
さすがラテンの国、明るいリズムと共に歩きます。

赤いネクタイの方が新区長、白い上着は県の副知事、その隣の女性は地元選出の国会議員。

パレード参加者、女性が多いなぁ


ミス〇〇といった方々のようです・・・

こちらはタクシー運転手のグループ、やはり女性が大活躍、

当選者に与えられる「勝利の杖」を持つ2人

列は1km以上に及び大変な賑わい。
これはあくまでもカヤンベ市(人口約10万人)の中の一つの区のお話、おそらく住民全員が参加しているような。


会場に到着、入れ切れない人は外にあふれていました。

国家斉唱に続き、当選者への「勝利の杖」授与、お祝いの言葉。
壇上に上がっている人の約半数が女性、国会議員や県会議員、行政担当者・・・、

そして乾杯(ワインでした)、

その後、新区長のスピーチでは「副区長は女性を指名します」という言葉に会場から大喝采。
エクアドルでは政治家の半数近くが女性とのことです。
30年前にはほぼ男性だったそうで、この30年間の変化はなかなか凄いです。
いったいどのようにしてこの変革が実現できたのが、興味がわいてきます。