リバ剣士の挑戦

~ 40年の眠りから醒めた剣 ~

回顧6-申し込みをする

2023年10月26日 | 剣道

せっかく意を決して見学したが進展はない。週末もう一度行った。

今度は受付で「見学したい」と申し出た。すぐに担当の先生がくる。

久しぶりに間近に見る剣道着姿の人。ちょっと圧倒された。

「入会希望ですか?」「はいそうです。まず見学したいので」

先生は私を観察してる。何を思ったのかは定かでない。

「見学いいですよ、見て行ってくださいね」と後は放置。

今度は稽古最後まで見た。「正座!」「黙想!」「礼!」んー久々聞くかけ声。

先程の先生が私のところへ来てくれた。

「どうでした?」「やってみたいです!」

「では書類を出してほしいのでこちらへ」と事務所に案内された。

中には先程稽古されていた先生方が3名おられた。その中の一人が

「段位はお持ちですか?」と「いえ何もありません」

「経験は?」「高校途中までです」

「年齢は?」「57です…(汗)」「…」

そこに一番年齢の高そうな先生が割って入って

「大丈夫ですよ。高校までやっていたなら少しやればすぐ思い出すから」

と言ってくれた。後でわかったがその方がここの館長でした。

館長の言葉でその場の懐疑的な空気が一気に吹き飛ばされ和んだ。うれしー。

入会に当てっての説明を受ける。

小学生の部は剣道教室だから月謝をとるが、二部は中学生以上の自主練なので月謝不要。最初の登録料とスポーツ保険料だけ。先生方はボランティアで教えてくれている。らしい。

無料!これは予想外だった。ありがたい。

さらに、「基本、自主練習なので欠席の連絡も不要。皆さん都合の付く時に自由に参加してます」と。

私のような気力も体力も自信のない者には理想だ。

翌週に登録用紙と登録料を納めて「道具揃えたら開始します!」元気よく答えた。

ついに始まる。気分がだいぶ高揚している。

 



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