そろそろ飽きてきたのか、テレビではジャニーズ問題を取り上げなくなりました。飽きてきたというより視聴率がとれなくなったのかもしれません。先日、ヤフーニュースを見ていると、報道の立場をよく現している記事があったので紹介したいと思います。
１０月２６日付けスポニチアネックスの「テレ東幹部旧ジャニ事務所の関係は「重要な取引先で特別な１社」も「通常のビジネスの一環」強調」という記事です。スポニチは結構反日左翼に振れている会社ですから、内容が推測できるのですよね。
記事の内容ですが、「テレ東が定例記者会見で社長がジャニーズ事務所との関係について局員の調査結果を報告した。」ということです。短くまとめると、要点は２点です。
① 事務所の問題について長年鳳珠してこなかった経緯
② コンテンツ制作現場での同事務所との関係
以上の２点ですが、実際の記事は、①の内容は全く触れられていなくて、②について、人気が高まるとともにキャスティングについてジャニーズ事務所の影響が大きくなったとかいう趣旨だけでした。しかも、記事では、ジャニーズのハワイコンサートにスタッフが招待されたと書いています。通常のビジネスの一環という主張を裏付けることができると思ったのでしょうが、逆効果ですよね。
私もジャニーズ問題では、通常の商取引の関係で接待とかあることは認めますよ。しかし、本来なら、接待によって仕事に参加させる業者とかを判断していたなら問題でしょう。通常は、判断は公平な目で見て判断し、そのお礼として接待であって、ハワイへの招待が通常の接待行為の範疇とは考えられないですよね。いわゆる報道が使う「ずぶずぶ」の関係とはまさにこのことなのですよね。
参考までにこの記事に対するヤフーコメント（反日左翼が炎上目的でコメントしている以外は、割とまともな方が多いですよ。）の秀逸なのがありまして、共感したので紹介したいと思います。「好き嫌いはハッキリと」という方で、「ビジネスの一環として言うのでは無く酷な様だが なぜ性加害を報道しなかった理由を聞きたかった」と書いていました。まったくそのとおりでしょう。
報道が最初に情報をつかんだ時点で詳細に調査・報道して取り上げていれば、被害者はもっと少なくてすんだでしょう。人の不倫ばかりを追いかけずに大きな犯罪を追いかけろと言いたいですよ。やはり、報道達は、この期に及んで何を言っているんだとしか思えません。表題のように、ジャニーズ問題で一番悪いのは報道ではなかったのでしょうか。
そして結論は、テレ東は、未だに、ビジネスの一環であるから、忖度や圧力は当然だろうとか開き直り、①の長年報道してこなかった理由は言わないままなのですよね。これは他の報道も同じです。皆、そこが聞きたいのにと思います。報道しなかったことに共感できればいいのですが、出来ないでしょう。犯罪を放置しているのですから。誰でも犯罪を告発は出来るのですよね。告発をよくやる反日左翼は得意ではないですか。
皆さんも、そろそろ報道にノーと言いませんか。
