ウクライナのゼレンスキー大統領の国会演説がありました。全ての政党が賛辞を送っている状況は非常に気持ち悪いと思います。日本を正しく理解してほしいとか、一言、イチャモンを付ける政党はないのでしょうか。
私は、ウクライナ侵略の黒幕はバイデン仮大統領だと思っています。支持率の低い大統領が、国家の気持ちを一つにするために仕掛けたということです。米国人は自分のためなら何でもやりますよ。
私は、皆さんには、ウクライナ情勢を冷静にみてほしいと思っているのです。その一例として、3月21日付けのアゴラ「北方領土不法占拠者の4割はウクライナ人」という記事を紹介したいと思います。八幡和郎氏による記事です。
この記事では、日本人が抱いている旧ソ連=ロシアという構図は誤りだということを示しています。つまり、ウクライナがソ連に支配されていたわけではなく、ソ連を構成国していた国の一つだったということです。
この記事により、ウクライナのことをもっとよく知るべきだと思ったのです。基本的には、私の認識もロシアのプーチン大統領は、国際法違反の戦争犯罪者で断罪されるべきと思っています。そして、西側諸国と連携しての対応が必要だと思っています。
しかし、世界の国々と渡り合うときには、きちんとした論理的な歴史認識が必要だと強く感じました。また、それぞれの国により、対応が異なるのは当たり前で、きちんと、お互いの関係を理解することが必要だと感じました。ドイツなどはロシアへの制裁に腰が引けていたでしょう。日本は別の意味で腰が引けていましたが。そのように国によって事情が異なるのですよね。
ソ連の時は、15の共和国の連邦制であり、バルト3国だけは、無理矢理併合されたということです。このソ連は、太平洋戦争の末期に日ソ中立条約に違反にして参戦し、日本人に暴虐の限りを尽くしていますし、シベリアに日本人を連れて行って抑留したり、そして、極めつけは、国際法に違反にして北方領土を不法占拠しているのですよ。ウクライナもその行動に加担していたのですよ。ウクライナのゼレンスキー大統領は、この北方領土と同じことだと指摘してほしかったですね。(言うわけないですが。)
その北方領土にウクライナ人が3人に1人いるということなのですが、これは強制的に移住されられたわけではないようです。通常の2~4倍の高給による募集に応じた人たちだそうです。
日本人は、私もですが、イメージだけで判断する人があまりに多いのではないかと心配になります。もっと、報道の根拠や裏付けとなる事実を知ることで、全体を見て判断をすべきと思います。
私の主張も妄想かもしれません。しかし、事実が表面に出ないことの方が多いのですから、推測するしかないのです。私は、事実をつなぎ合わせて推測するようにしています。逆に報道は事実はなにかを選択していただきたいのです。
ウクライナ情勢は、冷静にみて判断しましょう。