いかりじいじのブログ

文通費、政治家の苦労を理解しよう

 「文書通信交通滞在費」(以下「文通費」)という名目の月100万円の国会議員に対する費用に関して、報道が「文通費」問題キャンペーンを始めました。官僚に対する野党の合同ヒアリングと呼ばれる嫌がらせのようなものだと思います。嫌がらせをして、処遇をどんどん後退させて、結局、優秀な人は誰も議員にならなくなって、日本の危機が来るのです。
 私が、不安に思うのは、左右関係なく、文通費に関するコメントでは、領収書を貰うのが当然のような発言が相次ぐことです。大企業の交際費は損金算入認められていないけど、相当の費用が交際費に宛てられているでしょう。そうでなければ、NTTなんか総務省の官僚を接待できないでしょう。建設会社は使途不明金までありますよ。中小企業は損金算入がある程度認められていますが、交際費の額はピンキリですよ。また、個人事業主なんか脱税し放題でしょう。企業はペン一本も領収書がいるとかコメントでしていますが、粉飾決算はできますからね。左右の極端な人達がポジショントークをしているとしか思えません。コメントの内容は正しいですよ。しかし、それがうさんくさいのです。議員も交際費が必要でしょう。
 このように、世の中は、真面目できちんとした人ばかりではないですよ。どれだけ平素の議員の活動を知っているというのでしょうか。東大卒だったと思いますが豊田とか言う女性議員をやっていた人が議員当時のお金の発言していました。ぎりぎりだって。議員が国民の支持を得ながら活動しようとすると、お金がかかると言っていましたよ。立候補のポスターも貼れない人もいるでしょう。ポスターにも費用がかかるけど、ボランティアで貼ってくれる人なんかいませんよ。
 そして、休みごとには地域の行事に出席し、会合では懇親会の費用も自腹ですよ。それでも議員をやっているのですよ。国民の相談ごとといえば、子供の就職の斡旋や役所の仕事のグレーゾーンの解釈を自分寄りにしてほしいとか、困ったことばかりでうんざりでしょう。精神的にタフでないとできませんよ。それは、うまみがあるからと思っている人がいるでしょう。犯罪ではダメですが、うまみがないとしませんよ。ヤフーの記事に対するコメントでは議員特権とか言っていますが、特権があってもいいでしょう。
 公務員と同じように、何かあれば税金を使っているとか発言する人がいます。また、公務員と同じように議員を叩いてもいいんだという風潮を作っているのが報道です。
 このキャンペーンの発端は、維新の会の国会議員で小野という新人議員です。本来なら、広く議員の意見を聞いて、実態を知ってから、何が問題かを考えて行動すべきでしょう。そして、行動の最初は、維新の会の幹部達に相談してから、行動に出るべきです。
 維新の会も国民受けばかりを狙って、子供みたいな政党ですよ。大阪府の吉村知事も1日しか国会議員ではなかったのに貰ったでしょう。知り抜いて貰っているのに、自民党を「シロアリ」だとか、何を言っているんだという感じです。しかも、政治団体に寄付をして、マネーロンダリングですよ。こっちのほうが余程悪質です。
 本来は、「文通費」は、当然、領収書がいるような名目ですよね。長い間の慣習として、放置されてきたのでしょう。それなら、基本に立ち返って、文通費は使っただけ領収書の提出で支払うこととして、議員の歳費が適正か、議員の数はどうなのかを議論すべきでしょう。
 国会議員の歳費として3000万円で優秀な人が雇えるのでしょうか。歳費を上げてでも、本当に仕事ができる人を選ぶべきと言うのが本筋ではないでしょうか。もう一つは、議員の削減です。人口に比例して小手先の〇増〇減という削減に終始しています。私は、参議院を廃止して、衆議院議員を増員することを提案します。また、小選挙区を廃止して中選挙区制にすればいいと思います。そうすれば、野党も含めて幅広い思想の人が議員になれる可能性が出てくるし、小選挙区で敗れた人を支持した人の票は活用できなくなるということが亡くなります。
 このような私は、高齢者なのでしょうか。皆さんも政治家の活動を理解して、大変ですねという気持ちを持ちましょうよ。是々非々でいいのですよ。ただし、左翼の政治家は人ではありませんから。日本にとってマイナスのエネルギーを出す人達で、国を破壊しようとしているのですから。そのように理解すべきです。
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